Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

雨の連休最終日

晴れ女がイベントを終わらせた途端に、雨となった。
昨夜の銭湯からずっと雨、本降り。
何もせず、体を休めよという事なのか、
近隣の遊園地であった事故の犠牲者を悼む涙雨か、
一向にやむ気配が無い。


2泊3日のキャンプの洗濯物は、3回洗濯機を回した。
しかし、干してもすっきり乾かない大物は
コインランドリーの乾燥機に頼るしかない。
そのお使いから帰ってきた家人曰く、
今月末で我が家から歩いて行けるその店が閉鎖とのこと。
・・・せめて、梅雨が終わってから閉店して欲しかった。


朝食 キャンプで焼いたパンの残り。
   ベーコンとブルベリーパンは1日経っても、もっちもち。
   ガスコンロのグリルで暖めると、焼き立てに戻る。
   ハムエッグ。しいたけの玉葱のポン酢和え。
   三つ葉を散らして頂く。美味。
   オレンジティー 


昼食 しいたけとネギのお好み焼き。隠し味は刻み冥加。
   紅生姜ではなく新鮮な冥加を使う。
   お好み焼きソースにゴママヨネーズとマヨネーズ、
   粉鰹節、青海苔。 
   オレンジティー


夕食 トマトスープ。(冷凍しておいたチキンスープに
   固形スープのもとを加えて、すりおろした人参、
   刻みトマトの缶詰、玉葱みじん切り、塩胡椒、
   イタリアンハーブのふりかけ、パセリ微塵切り)
   隠し味はバターと少量の砂糖・酢。
   粉チーズをかけて。冬場よりは薄味あっさりめ。
   干し葡萄入りのクレープ。バター、蜂蜜。
   オレンジティー


休日家にいると、洗濯と掃除と三食を作るだけで
一日が終わってしまう。やれやれ、全く、もう。
徳島の野菜を使って、冷蔵庫の整理をしているようなもの。
動いていないから、軽めの食事で梅雨が来る前に
家人宅の粉ものを使いきってしまわなくては・・・。

サバンナの約束―アカシアの木の下で

サバンナの約束―アカシアの木の下で

オレンジレッスン。―あなたはどんどん幸せに成功する!

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久しぶりにパソコンの画面を眺めながら、
様々なブログを訪問。再び、旅行した気分。
コメント、コメントレスは嬉しい。けれど、
ただでさえ仕事で忙しく過ごしている人の
日常を垣間見ては、連休のんびり過ごしたことへの
罪悪感のようなものも、微かに芽生える。


無論、守りがあるからこそ保たれる日常生活。
感謝の念を先に抱くべきなのだろうが・・・。
この胸の痛みは、連休を家人や娘への
罪滅ぼしのような感覚、仕事を溜めたこと、
本来片付けなければならなかったことを、
後回しにしたことなど、
様々な思いが渦巻いている。


仕事をし、主婦であり、勉強を続ける。
体を壊さない程度に生活を維持する。
やりたいことも、せねばならぬことも沢山。
それでも、「便りが無いのは良い知らせ」という
ブログに空白を作るのが、嫌な自分。


「ゆっくりいそげ」は、ぐるぐる迂回しながら揺れる自分。
仕事にキリキリし、それでもやりがいをもっている自分。
母親業に主婦に息抜きに、(息抜きのほうが多いか?)
そして、少しずつ自分を広げることに執着し、
すったもんだして、熱くなり、醒めて、落ち込み。
その、連続である自分。若い頃と変わらない。


変わったのは、限られた時間を意識しながら
生活の優先順位を意識することが、多くなったこと。
それは、賢くなったというよりも歳を取ったなと思う。
早く、反省はしても後悔はしない心境に達したいが、
まだまだ遠い。
アカシアの雨に打たれて・・・♪ いいや、まだまだ。


夜の闇に薫るニセアカシアが、雨に打たれている。
白い房が風邪に揺れて、薫る。
日陰でも湿地でも頑張る、香りも蜜も愛でられる。
なのに、毒があるからと嫌われたりするニセアカシア
棘があるから「ハリエンジュ」の名前も。
樹齢がわかりにくい樹皮、甘くて毒のある木。
高く伸びて木陰を作ってくれる夏の木なのに、
思いの外、根が浅く倒れやすい木。
実は根粒菌も持ってるんだってね、さすがマメ科


子供だった私には、草笛を吹きやすい丸い葉の木。
そう、この木は校庭に道路沿いに、
今は社宅に生えている、身近な木の一つ。
ニセアカシアの名で呼ばれて、偽者扱いにもめげず
いろんな表情を見せる、
その木に、自分を重ねて見る、今日。

アカシアの道

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アカシア香る (新潮文庫)

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