Festina Lente2

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さて、上半期というか、締め切りを抱えての仕事。
滑り込みセーフ。後はミスが無いのを祈るだけ。
ミスはあってはならないが、何度点検しても
人の目を変えないと見つからない物が結構ある。
思い込みの目は、誤字脱字を見逃してしまう。
(システムエラーに関しても、そう)
人のものはすぐに見つけるのにね。


ルーティンワークとはいえ、複雑になって来ると
処理の仕方もややこしく、打ち合わせも生き物と同じ。
「ナマモノ」なので、その時の判断が難しい。
この先の変化を見越して、継続・切捨ての可能性や
路線変更の決断をしなくちゃいけない。


いずれにせよ困るのは、「好きにさせて」という相手と
組んで仕事をしなければならない時。
さすがに私もある程度の「歳」なので、穏便に済ませるコツと
いうものを心得ては来たものの、譲れない一線もある訳で。
フォローが効くように配慮できればいいけれど、
「賽は投げられた」ではないが、一旦GOサインを出せば、
引き返せないものだって沢山ある。
打ち合わせや合意への妥協・議論を忌み嫌って、
精神的な負担、もしくは実質的な負担(労力・時間)を気にする余り、
「手抜き」もしくは「能無し」に近い結果を出すことだけは、避けたい。
  

 


良い相方に恵まれることを願っていた時代もあった。
しかし、仕事上のパートナーは常に複数である。
相手を操作するつもりは無い。
が、相手が動きやすいようにフォローする気持ちが無ければ、
お互いに、無理矢理妥協させられた後味の悪さだけが残る。
そんな仕事はしたくない。
たとえ、年配者を相手にしても、年配者=経験者
とは限らないので、実力で強く出れる業界ではあるが。


目立つアシストをするか、さりげないアシストをするか。
単発のフォローで済むか、或いは一切口を出さないという、
無言の勝負に出るか。(ただし、下手をすると無視・諦めに
なりかねないので、注意を要する)
人付き合いは、仕事のためでもあるから気を遣う。
人間関係は力関係にもなるから、やはり気を遣う。

デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術

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フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

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年齢差だけが、物を言う訳では無い。
実力だけが、場を決める訳でもない。
しかし、変化する相手に順応し、自分も変化することを
怖がっていると仕事はできないし、
筋だけは通し続けないと、ぶれる。
自分がぐらつきそうな時、しんどい時に愚痴るのは、
ガス抜き。そうならないように軌道修正するため。


事態の改善に胡坐を書いて、次の手を打たずに安穏と
十年一日の如く「自分のスタイル」に固執している方もいるが、
基本的には信念と基本路線と相手あっての仕事だから、
相手に流されるのではなくて、如何に自分自身を貫きながら、
相手をエンロールることができるかが、勝負だ。


もちろんその前に自分のモチベーションを、
自分でマネジメント、エンロールしておくこと。
仕事を割り振るのは、簡単ではない。
自分の心を偽り、人任せにして責任放棄しないように、
常に「結びと交わり」の円を幾つも描いては消し、広げ、
書き直し、柔らかにしなやかにシフトする。


仕事の相方にも、相手に対しても自分に対しても、
知識や技術の吸収に関しても、何に対しても、
いつも「しなやか」でありたいと思うのだ。
予定に追われて、固定化された先入観と化した知識や技能で
力技で乗り切る。又は、勢いでなぎ倒すような仕事ではなく、
もっと「生き物」を相手にしている実感を、
手ごたえを感じられるように。
・・・と思いながら欲求不満になり、
自滅・自嘲気味になったりするのだけれど、
そこで、やはり持ち直さなくてはならない。


相手がのってこないのを、自分の力量の無さだと思わずに
相手のせいばかりにする、そうはなりたくない。
確かに時代も人も組織も考え方も、何もかもが変わっていく。
しかし、仕事の在り方が自分の人生の大部分を形作るのだから、
仕事の在り方=自分の在り方だ。

               

夜パソコンに向かって、「ここ」で、ぼやき愚痴りながら、
息抜きをして、翌日飛び起きて職場へ向かう。
弱音を吐いて強くなる。マンモスはちぎって食う。
雑食であらねばならぬ。
何を食べても栄養にして消化して、エネルギーにする。
何故、この気持ちを20代にもっと持てなかったのかと
少し哀しいが、「今日より若い明日は無い」で Fight!


表の顔と裏の顔、昼の私と夜の私、仕事の私と母としての私。
全く別ではなくて付かず離れず支え合って、
「毎日」の完成度を上げていく。
小さな歯車の力が、カムを通じて大きくなるように、
てこの最初の一押しが、支点を通じて大きな作用となるように、


締め切り後、次の予定に向かって走る。
勉強会、グループでの話し合い、シェア、
ケースカンファで自分を調整、微調整。
顔見知り程度でも、同じ志で集う仲間と
ちょっとした近況報告、励まし、相談、打ち合わせ。
学ぶ時間が、職場でバーンアウトしかける自分に
打ち水」してくれる。


ここまで来れば何とか、一休みして次のステップへ。
仕事が一段落した今、心は次の仕事を考えている。
次の休みではなくて、次の仕事を考えている。
その前に、・・・「質の高い休息」を、
自分にとっての休息を、考えなくては、ね。


本当は独身の頃のように、海外にふらりと消えてしまいたい。
と、思う時もある。でも、娘と離れたいたいとは思わない。
独りでくつろぎたい時もあるけれど、せいぜい3日。
それだけあれば、充電できるのに、とも思う。


質の高い休息、ちょっとした外食や読書や映画ではなく、
私にとっての「質の高い休息」・・・。
それは・・・、何だろう。
何だろうね。
休息を考えることが、次の予定なのかしらん?
まさか、ね。
ここまで来れば、何とか。そして、しばし。
次の予定は、既に埋まっている、埋まっている。

YOGA NIDRA 夢のヨーガ

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