爪が薄く割れて

さて、この頃爪がよく割れる、というか薄くはがれる。
仕事柄マニキュアはしない、匂いも嫌いだし、
あの皮膚呼吸できなくなる感覚に耐えられないから。
しかし、この頃爪のお手入れと言う名目で、
ネイルアートは大流行だし、子供用マニキュアなんて物が
出ているものだから、たまーに娘にせがまれる。
けちな私は、買い物ついでにドラッグストアの片隅で
試供品をうすーく小指に塗ってあげたりする。
それだけで満足してくれる娘がかわいい。

しかし、普段のお手入れの悪さかマニキュアも塗らないのに
爪が薄く割れる、というかはがれてくる。
仕事柄、伸ばしているわけではないのに。
としかなあと思って軽く見ていた。
たまたま、NHKの「きょうの健康」を立読みしたら･･･。

偶然と必然―現代生物学の思想的問いかけ

NHK きょうの健康 2007年 08月号 [雑誌]

悩み事質問相談に「爪が割れる・はがれる」云々があって
何気無しに覗いて見た。すると、恐ろしいことに、
単なる栄養失調や栄養不足、体調不良を超えて、
色んな病名が書かれていた。私のように気の弱い人間？
ならば、落ち込むに足る十分な病名が。

なかんずく、目を引いたのは肝臓障害。
現在、内科の指示で服薬は中止、だって肝臓の数値が
加味帰脾湯・補注益気湯･エパデールを飲み始めてから
どんどん上がってしまったので。
今まで指摘されたことのなかった脂肪肝も嫌だったけれど、
体重が変わっていないのに、（10年で3キロ増だが）
BMI・コレステロール値が上がったのは、
更年期のホルモンの成せる業だなあと思っていたけれど･･･。
数値的に肝臓に負担が掛かっているのには、
間違いないわけで･･･って、爪に来たのか？

最近、朝晩お肌の突っ張り具合も半端じゃない。
十分お手入れをしないと、お肌も爪も
（爪にも栄養クリームなんてあるらしいが）
ダメらしいし、何よりも･･･妊娠後から
肝班に悩まされていたのは･･･。
と、色々思い出してきてがっくり。

そう、来週は服薬中止後、変化が出るかどうか、
血液検査だった･･･。思い出してしまった。
抗生物質は利きにくい、（薬疹が出る）
肝臓は軟弱ではなあ･･･。
「きょうの健康」なんて立読みするんじゃなかった。
帰宅して調べれば、ケイ素不足で爪が云々。
ケイ素は動脈硬化や癌に対する重要な云々。
血管･皮膚のために云々。
アテローム型動脈硬化云々。
ストレスは、数えたらきりが無いから数えない。

肥満、中性脂肪、血管が老化、･･･。
いや、だから、もういいです。
今日会った先輩にも、亡くなった元同僚の話も
たっぷり聞かされましたとさ。
先輩曰く、「超高齢出産だったから、
出産時に沢山脳の血管切れただろうね」って、
サラリと恐ろしいことを･･･。
（確かに血圧は少しずつ上がっていて、
出産前後は軽度の妊娠中毒症の診断書付きだったけれど）

フォローが必要かつ余計な脅しを伴ってやって来た、
本日。気にすべきことが多い浮き世、日常生活です。

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これでいいのだ怠けの哲学 (ヴィレッジブックス)