生駒山遊園地
とうとうやって来た。生駒山遊園地。
正式名称は、生駒山上遊園地、スカイランドいこま、どっち?
どちらにしろ、関西には小さくてかわいい手ごろな遊園地が無い。
ねずみーらんどやウルセイJのお陰で無くなってしまった。
とにかく大型の娯楽施設は、安価で懐かしい地元密着型遊園地を
ことごとく駆逐してしまった。
私がとうとう娘を連れて行くことができなかった、
奈良ドリームランド、あやめ池遊園地、ポートピア。
娘が生まれる前に閉園になった狭山遊園地。
自分も行ったことが無いだけに、何だか悔しくてならない。
ある意味、無くならない内に遊びに行かなくてはと思っていた、
地上から見上げていた電波塔の聳え立つ、生駒山。
念願叶って、日本最古のケーブルカーで山上へ。
標高642mの生駒山は、大阪湾まで見渡せる夜景が美しいことで有名。
残念ながら、昼間の景色は霞んでいたけれど。
奈良1dayチケット大活躍。奈良交通バスは勿論、
日本最古のケーブルカーにも乗れる。
鳥居前駅と大根焚きで有名な宝山寺駅を繋ぐ、
レトロなかわいい飾り付けの、ミケ号とブル号。
乗り換えて頂上までは、ケーキ型ケーブルスィート号・
オルガン型ケーブルドレミ号で行ったり来たり。
山上は空気が澄んでいて美味しい。霞む下界とは別世界。
少し、徳島眉山を思い出した。
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大阪に住んでいてよく耳にする山。金剛山、葛城山、二上山、
そして生駒山。お山の上に遊園地があるのが憧れ。
前に書いた3つの山は学校で登山コースになる山々。
しかし、生駒山はハイキングコースこそあれ、遊園地がある。
何だかそれだけで、別格に感じていた。
ひなびた遊園地はかつて入園料を取っていたらしいが、現在は無い。
すれ違うミケ号とブル号、スウィート号とメロディ号。
途中の急勾配の停車駅は余りにも人気が無い。登山客の為の駅?
頂上に着いても余りの閑散振りに唖然だが、園内に入ると
そこそこに様々な年齢層のお客さんがいて、ちょっと安心。
この遊園地まで、潰れてしまったらなあ・・・。
徳島の吉野川遊園地同様、奈良唯一の遊園地なのだ。
おやつを食べたら3時なので、フリーチケットではなく、
ファミリーチケットで。全員で乗ったのは飛行塔。
この飛行塔は国内に現存する遊戯施設では最も古いもので、
戦時中には防空監視所として使用された、いわくつきの建物。
一見レトロでマイナーな生駒山上遊園地だが、
歴史的な背景を持つ、隠れた名所とも言える。
娘:スカイダンボ・メリーゴーラウンド・チェーンタワー・トップガン
家人:スカイダンボ・チェーンタワー・急流滑りゴールドラッシュ
私:オクトパス・急流滑りゴールドラッシュ
娘は、まだまだ子どもジェットコースターでも怖いよう。
だから、これくらいの遊園地が安くて楽しくて、お手頃。
午前中は文化的な秋の一日を、午後は童心に戻って遊園地。
のんびり秋の一日。仕事のことをすっかり忘れて、
毎日が穏やかに続くのであれば、贅沢この上なく嬉しいのだけれど、
帰宅後、娘は宿題に私は家事に。現実は・・・厳しい。
家人は・・・、財布も体力もばてていたようでした。
でも、神無月最後の休日は充実!
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