Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

参観・研修・映画

土曜日、朝もはよから・・・娘の授業参観日。2時間連続で。
おまけに学校あげての2年に1度のバザーだとか。
大急ぎで帰宅して、研修に出かけ、家人と合流、夕食。
そして、本日我が家のメインイベント、
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」鑑賞。


7:00 起床 朝食 7:45 娘、登校 掃除 8:30 小学校へ。
8:45 小学校で2年生のフェスティバル お神輿を見る。
9:30 2年生クラス別ゲームコーナー(お店屋さんごっこ)見学・参加。
10:45 バザー。会場の体育館に出向くと長蛇の列。ひぇー。
   とりあえず、役に立つか経たないかの物も含めて、色々ゲット。
   既に並ぶ時点で出遅れているけれど・・・。
12:10 娘と帰宅。
12:35 市内へ向かう。昼食は駅の待合室で菓子パン。
 

14:00 研修。ロールプレイに四苦八苦する。
   本日の私は「怒れる女」の自分を再発見。
   娘はその間、「ダーリンは外国人」を読みふける。
16:30 待ち合わせ場所へ向かう。 17:10 合流。
17:30 家人予約の豆腐料理の店へ。歯がイマイチ状態の私、嬉しい。
19:00 映画館にて、わくわく。
22:50 帰宅。娘に夜更かしをさせたとんでもない両親。


色々ハプニングに襲われて、何とも盛り沢山の一日。
疲れて、さすがに眠い眠い。暖かい一日。忙しい一日。
どれだけ頭の中にインプットされたか、今日の分・・・。
祝祭の週末の1日の長いこと、長いこと。

三丁目の夕日カレンダー2008 ([カレンダー])

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ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 [DVD]

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元気にあいさつ文を読む娘。黄色い法被でお神輿を担ぐ。
クラスごとに色とりどりに飾り付けされているお神輿。
展示してあったザリガニの絵。娘のザリガニは一番黒い。
ちなみに娘はザリガニ釣りが得意。埼玉は草加
桜並木で有名な葛西用水で鍛えた腕前。
「かさこ地蔵」の絵は、みんな元気に笑っている地蔵の顔で、
親としてはほのぼの嬉しかった。

ゲームコーナーで遊ぶ娘の姿、呼び込みをする姿をカメラに収め、
バザーでは母のためガーゼの浴衣を、娘にはキティちゃんの鞄を、
私はパジャマ、皿・お鍋の類をゲット。持ち帰りは大変。
電車の乗り換えもばたばたと、研修場所へ同伴でGO!
自分にうろたえながらもロールプレイを終え、
本日もっともまともな食事にありつくべく、合流。


事件1。仮歯が取れました。娘の豆腐ピザを一口かじって。
自分の料理だけ食べていれば良かった。硬い物ないし。
事件2。映画を見終わって駅で叫ぶ家人。「定期入れが無い」
ま、運良く、映画館で見つかったわけですが・・・。


そんなエピソードの狭間で見た「ALWAYS 続・三丁目の夕日
まず、オープニングが笑える。天下のゴジラ
伊福部 昭(いふくべ あきら)の名曲、テーマが流れ、
逃げ惑う人々と破壊される町、その中に鈴木オート。
東京タワーが壊れるシーンから始まるのだから。


泣き落としのツボを心得たつくりになっているので、
平成生まれのおませな娘も泣ける場面一杯。
とーちゃんかーちゃんも、涙が滲むシーンが。
特にありがたかったのが、子どもが出てくること。
お手伝いのシーン、学校、給食、先生、親子の会話、
友達同士の遊び、さまざまなシーンが出てくる度、
笑いながら、こっそり訊いてくる娘。
「お母さんお父さんもあんなこと、した?」
ええ、ええ、あんなこともこんなことも、しましたともさ。


ストーリー展開はわかっているのだけれど、戦争の傷跡、
決して贅沢はできない生活の中でのささやかな喜び、
そういうものが懐かしい形で再現されていて、
自分の生活を否が応でも投影しながら見てしまう。
銭湯と牛乳、腹巻、塩おにぎり、すき焼き、アルミのお盆に給食、
洗濯機の脱水と洗濯板シーン。買い物籠に自転車。
親が編んでくれるセーター、継ぎ当て、一張羅。
ミシン洋裁・よそ行きの服。

他人の為に、誰かの為に、無私になれる。
そんな生き方がサラリと当たり前にできる。
そのことが、今となっては何物にも代えがたい奇蹟。
今はジコチュー自己実現社会だから、
近所付き合いなんてどこへ行ってしまったか、
わからないからこそ、この作品の中の付き合いに惹かれる。


ステレオタイプな敵役や詐欺師が、一生懸命生きている人間。
実らなかった恋や愛が錯綜する、そんな伏線の中、
「寄り添って家族になろう」とする人々を描く。
共に在ることが如何に大事かを、描き出そうとする。
孤立した平成の人々に、家族を失いかけている世代に
何を訴えたいのか、色々考えさせられる。
 

さて、ネタバレにならないようにこの辺にしておこう。
家族で楽しめる映画、皆様どうぞ。
娘もとっても楽しんでいました。
東京タワーと同い年の私からも、お勧めです。
エンディングの音楽も良かったよ。

ALWAYS 続・三丁目の夕日 オリジナル・サウンドトラック

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