Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

糸紡ぎ体験

当直の先生には申し訳ないけれど、
前歯無しの歯抜けでは仕事は余りにきついので、
(外見上の問題だけではありません)
朝から応急処置で付けて貰いました。(本当にボンド接着の応急処置)
でも、歯が無いと食べられない以前に話せない。
人前に立たざるを得ないから、精神的にきついので助かりました。
で、帰ってきたらちょうどいい時間、お昼前です。
娘はピアノもお勉強も何とかやっていた様子。


で、みんなでやって来た、ここは垂水神社の境内。
七五三の親子が溢れる、由緒ある神社の境内では、
ちょっと異国の風情の人々が、テントの下で店開き。
今日は、心待ちにしていた天空人(てんからっと)祭り。
幸い、降ったり止んだりお天気は少々気まぐれでも、去年より温かい。


何と説明すればいいのかな。普通のフリマ等とは少し違う。
というのは、何となくアットホームな感じの、うーん、外見的には
エコライフを楽しむヒッピーの手作りバザーのような雰囲気が。
地元の人は12回目の祭りということで、結構な人出。
お目当ての自然・野趣溢れる食材や雑貨の購入に余念がない。

 

吹田は垂水神社の境内で行われている手作りのお祭りは、
ちょうど七五三の頃と重なっているせいか、鄙びた中にも賑わい。
ネパールのチャイ、インドカレー、サモサなど多国籍料理もあれば、
のっぺい汁、なめこ汁、籾殻と釜で炊いた熱々ご飯、五平餅、
五穀米や玄米のおにぎり、手作りケーキやかりんとう等、
味見をしたいものが一杯。


パクチーつかみ取り100円、ガラ紡のひなた染め・柿渋でコーティングした製品が、
ちょっと変わっていたので、家人が製品「本気布・マジギレ帽」を購入
味噌や野菜やお米ももちろん、環境に優しい洗剤、
ちょっとした手作り雑貨、毛・麻・綿などの自然素材を生かした洋服。
占いのコーナーなんかもあります。
買わなくても、その場にいるのが楽しい私と娘。
食べる時は一緒でも、その後やや手持ち無沙汰な家人。

 


そして、本日私たちがもっとも堪能したのは、綿花を糸に紡ぐこと!
そう、初体験! 糸車! 綿花の種を取って、ふわふわの綿を
自分の手で糸車で巻き取って撚りを掛けて、糸にする体験。
あの、教科書にも載っている「たぬきの糸車」の糸紡ぎです!


さて、一応趣旨はこうなっています。
―― 【祭りの趣旨】
土地の神様に感謝し自然界とのつながりを感じる。
3000 年の森と今も流れ出る水の恵みのある垂水神社に集い、1 日だけの村をつくろう!
紙芝居やさん・やまんと手作り神輿・ライブ・盆踊りもあるよ!
1 年に一度、みんなで垂水神社の境内で一つの村を作るような気持ちでこのお祭りを開いています。
この 1 年の成果を持ち寄って、互いに確かめ合い喜び合いましょう。
この祭りの趣旨に賛同くださる方ならどなたでもお見世をひらくことができます。


そして、こんな趣旨で運営
●チラシの作成と運営費として、祭り協力金(出店料)1000 円(当日徴収)
●お見世の机やいすなどは各自で準備  
● ゴミの出ない工夫をよろしく 本チラシでマイはし・マイカップの持参を呼びかける。
●お水は垂水の湧き水を使用可
そう、垂水神社はその名の通り、ご神水でも有名だから。

  

そんな自然を愛し大切にする仲間の一つが出店していたのが、
糸紡ぎ体験。1回300円。
ばあばが昔、綿の花を庭で育てていたので、
花から種を取って、綿花を綿にする手作業までは経験済み。
ここでは種取り機があって、娘はそこから体験。
私はいきなり糸車を回して、糸紡ぎ。

 

まず、糸車と平行に正座。右手で糸車を回します。
綿の繊維を伸ばして、自然に糸として伸びるように左手で引っ張り、
(この時上手く引っ張ると太さが均一になる)糸車で撚りを掛け、
巻き取り、再び同じ作業の繰り返しと、書くのは簡単
なかなかこつをつかむのが難しい。わかってきた頃には足が痺れてしまって。
娘も頑張ってチャレンジ。2人で紡いだ糸を持って帰りました。
初糸車、糸紡ぎ体験記念品です。

 

11月11日、ぞろ目の日曜日。
皆様、どんな日を過ごされましたか?