Festina Lente2

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英語でしゃべらナイト

普段見てはいない。たまたまTVを付けていたらこの番組。
英語でしゃべらナイト」って、こんなに面白かったんだ。
番組名だけは知っていたけれど、見てなかったから。
面白い。今まで見ていなくて損したと思ったくらい。
もう、5年目に突入しているとか。ああ、もったいないことした。
本日のゲストは工藤静香。おにゃんこクラブから20年の芸能生活。
キムタクの奥さんぐらいの認識だったけれど、
なんと英語がうまい。もう、びっくり。

英語。小中高と英語。高校入学後は文法にめげて、
グラマーの教科書が嫌で嫌で、リーダーまで嫌いになり、
すっかり苦手科目になってしまった英語。
小学校の時から基礎英語や続基礎英語を聞いていたのに
正規の座学で苦手になっちゃ、何にもならない。
高校卒で、とりあえず、英検2級どまり。


大学時代。語学は名ばかりの教養科目、全く実力が付かない。
第二外国語にドイツ語を選択したのは、
リルケゲーテが愛読書だったせいもあるけれど、
青池保子の「エロイカより愛を込めて」のNATOの将校、
エーベルバッハ少佐がドイツ人だったからに他ならない。
もっと単純にローマ字読みのドイツ語の方が簡単に思えた。
リエゾンのあるフランス語の発音と読み書きに付いて行けない。
そう信じてましたから。


英語・・・。中途半端にしか読めない、話せないというのは
この歳になっても深いコンプレックス。
映画「ジーザス・クライスト・スーパースター」に感銘を受け、
生まれて初めてLPレコードを購入。歌詞カードを読み込んだ。
小説「かもめのジョナサン」を原文で読みたいが為に努力。
しかし、英語力は付かない。伸びない。


大学時代は少しは聞き取れたし、話せたかもしれないけれど、
あれからはや幾とせ。海外旅行もしないので、全く使わない英語。
しかし、今日ゲストで登場した工藤静香は巧みに英語を話し、
それもブリティッシュイングリッシュで、
おまけに母親として子どもに英語の本を読むからと、
せっせと勉強していると言う。
(インターナショナルスクールに入れているらしい)

ちなみに本日の再放送は、11/19(金)深夜2:35〜

1日5分で英語脳をつくる音読ドリル (AC mook―NHK英語でしゃべらナイト別冊シリーズ (1))

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まずは、今日の静香さんのコーナーをご覧下さい。
ね、文字の上だけじゃなくて、発音もきれいで流暢にしゃべっていた。
芸能人で、妻で、2児の母で、頑張っているんだなあ。
若かりし売れっ子時代、英語勉強する時間なんて無かったから、
今現在努力しているというのが、ひしひし伝わってくる。
電子辞書持ち歩きで、マンツーマンに通って。
童話を英語で読み聞かせ、ちゃんと予習帳に書き込み。


ゲストを交えながらのトークに加えて、多彩なレギュラー陣。
様々な雑談を交えながら、突っ込みも入るナレーション。
セレブを訊ねてインタビューをするというコーナーがあり、
本日のインタビュアーは渡辺邦門。
あれ、「どんど晴れ」のヒロインに片思いの役の人だ。
へえ、高校時代3年間カナダに留学。すごい。
インタビューする相手がこれまた凄い。マット・ディモン。
「ボーン」シリーズの彼。今回は「ボーン・アルティメイタム
(「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の時が好き)

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こういうインタビューの時はお互いの素顔が見え隠れするから、
チラリと見ていても楽しい。英語の勉強とかではなくて。
アクターズ・スタジオ・インタビュー」も好きだったけれど、
長時間で格調が高くて、哀しいかな、私の英語力ではとてもとても。
今日ぐらいなら、たまに聞き取れるか? って感じ。
インタビューは会話の中に、ウィットやユーモアが現れる。
人柄が出てくるから、短い時間でも面白い。


そして、パックン英検。そう、英英辞典の聞き取り版。
二つしかわからなかった。うううう。
でも、昔こんな楽しい番組があったら、高校時代から見たと思う。
今、うーん。見られる時間に帰ってきているかどうか。
起きていられるかどうか。根性があるかどうか。
あ、でも本日のゲストが頑張れるのだから本人のやる気次第か。
そう、原点は本人がどれだけ必要性を感じているか。

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母としての工藤静香は偉い。当たり前のようだけれど、
なかなかできないし、言えないことを言っていた。
「自分が学んでいないのに、子どもに学べなんて言えない」
本当にそう。確かにその通り。英語は恥ずかしがらずにしゃべるのが
一番と言いながら、親がチャレンジしないのではお手本にはならない。
何事も、英語に限らず何事もそう。


英語の勉強とはいえ、全てに通じることを改めて教えられた。
夜、一服、爽やかに30分テレビ番組でリフレッシュ。
たかがバラエティ番組と侮るなかれ。
こういう番組ならば、私、OKです。
英語が勉強したい気分になってきた。
え? あ、いや、使う場面は現在無いんですけれどね。


「学而時習之。 不亦説乎。」
「学びて時に之に習ふ。亦説ばしからずや。」の世界。
ああ、今からでも浸れるならば浸りたい。
学ぶ事が楽しい時間。仕事なんて抜きで。

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