Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

絶対食べている

朝、娘の学童のお弁当作り。
冷凍食品様様だが、手作りもほんの少し。
ミニハンバーグ・春巻き・ミニグラタン、茹で野菜はチン!
舞茸と青梗菜と豚肉の炒め物は、冷めても美味しい味付け。
塩・胡椒・薄口醤油でしっかり味だけれど、あっさりと。
ご飯には梅干と大蒜肉味噌をのっけて、
蜜柑2個付けて、出来上がり。お番茶と一緒に。


その間に電気釜に入れてできた蒸しバター食パンに
生ハム2枚を齧り、麦茶を飲んで、「ちりとてちん」を見る。
林檎を剥いて齧りながら。
ギクシャクしている二人、師匠がやんわりと経験を交えて、
何も見えていないまま結婚し、見えていないものが見えてくる、
その壁にぶち当たっていることを、草々に話している。
見えている壁は蹴倒して壊せるのに、
見えていない壁を見つけて壊すのは難しい。


旅行して、出かけて、美味しいもの一緒に食べて、
一緒に笑えたらそれで幸せ、単純な気持ち。
京本正樹が演じる一風変わったおいちゃんが、
きよみの即席カウンセラーになっているところが面白い。
何気ない家族の会話から気付かされる事が沢山ある。
きよみがおかみさんレシピオムライスを作って持っていくと
草々の姿は見えない。さて、どうなる来週?


昼。家人を大学病院に迎えに、そして二人で和食。
ふぐ雑炊と白子雑炊。ささやかな贅沢。
私はCR的な勉強会へ。家人は娘を迎えに。
新年最初にアイ・メッセージで自分を語り、聞く。
愚痴ばかりになるかと思えば、自分でも意外なほど、
ラッキーと感謝の思いが溢れてくる。
勉強後はオープンサンドとホットで盛り上がる。


夜。駅の待ち合わせ場所。目印のオレンジ毛糸の猫帽子が揺れる。
「お弁当完食! 美味しかったよ」と、ニコニコ顔の娘。
3人で合流する週末、新しくできたホテル30階にある、
ベトナムフレンチの店へ。コース料理を分けて食べる。
少しずつ美味しいものを。笑顔と共に。
それにしても、リュックを背負った子連れで行くと、
「ここはベトナム料理の店ですが…」って、わかっている。
わざわざ食べに来ているのに、子供連れでは入れないくらいの格式?

  

味付けは濃い目で辛い。
フレンチと言うより、タイ料理と中華料理。
ロックの焼酎は紹興酒の味わい。
コース料理の値段の違いは盛り付けと皿数の違い。
デザートのチェーにアイスが入っているか、いないかだけ。
締めくくりのコーヒーは、さすがに目の前で
ドリップだけあって美味。何よりのご馳走は30階からの夜景。
「お父さんの会社がここから見えるよ」と、娘は嬉しそう。

寒風の中を一駅、地下道を更に一駅歩き、週末の家へ。
NHK「感染爆発」のシリアスなドラマを見ながら、
ういろうでお茶。『3丁目の夕日』に出てくる悪魔、こと
タクマ先生役の三浦友和が再びお医者さん役で出ているので、
娘も見ているものの、どれだけ内容がわかっているか。
ただ、どういうふうに風邪のばい菌が広がるかは摑んだよう。
その後『バブルでGO! タイムマシンはドラム式』の残り、
最後の方だけ観て、気分転換。
パンデミックフルーの重苦しい気分を、笑いで吹き飛ばす。


お風呂上りの柚子ホップ。娘が寝付いた後、
小腹が空いたとの言い出すのは、家人のいつものパターン。
インスタントのミニチキンラーメンとポテチ。やれやれ。
少量ずつ分けながら食べても、「ちりつも」だよ。
沢山食べている。絶対食べている、私達。
よくもまあ、食が進むこと。家族で一緒にいると。

人間の集団について―ベトナムから考える (中公文庫)

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ベトナムめし楽食大図鑑

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