Festina Lente2

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再び「英語でしゃべらナイト」

昨日の番組は絶対見ようと思っていたのに、いつの間にやら
炬燵で転寝、炬燵猫。なんてこったい。
気が付けば番組が半分終わっちゃっていたよ。
だってゲストは秋吉久美子だよ。
インタビューはジョニー・デップだよ。
見ないでどうするんだよー。ガジガジ(臍<ほぞ>を噛む音)


という人は、私の他、沢山いらっしゃると思います。
せめてこちらをどうぞ。
秋吉久美子収録後インタビューから、下記の言葉を引用。


――私は英語と日本語は哲学が違うものだと思っています。日本語は、日本人の考え方自体。つまり、言葉そのものがお作法だと思います。だから、文法を間違って使ってはいけないし、丁寧語と謙譲語を間違えてはいけません。間違った日本語を話すのは恥ずかしいことだと思います。
一方、英語はあくまでもツール。コンピュータを使いこなすのと同じで、ツールとしてどのように使うかが重要だと思います。
It’s difficult to study English. It’s easy to study English. It’s interesting to study English.
決まった文型の中に覚えた単語を入れて使うと、意志疎通ができる便利なツールだと思います。日本語のようにお作法がいかに上手いかがポイントではないんですよね。その上、感情も伝えられるツールだから、please をつけると丁寧な気持ちを表す事もできます。そう考えていけば、英語も学びやすくなるんじゃないでしょうか?――


その他目玉コーナー。
ジョニー・デップとティム・バートンに突撃インタビュー。
果敢にインタビュー。2人の夫唱婦随ぶり、
いや、信頼関係が窺える内容が聞けて面白かった。


話題のグロテスクなミュージカル仕立てホラー映画、
良くも悪くも評判になっている、「スウィーニー・トッド
例によって例の如く、ティム・バートンと組んだ作品。
でも、インタビューに受け答えする彼の表情は、
少年のようにかわいらしい。
(失礼かもしれないけれど、そう感じさせるものがある)


今回の役柄はかなり冒険だった、でも心信服する監督の元、
自分なりに頑張ったよと話す姿がやっぱり素敵。
ま、役者だから色んな役柄をこなすのは当たり前。
とはいえ、大変だもの。

ドレスの下に

ドレスの下に

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

何と言えばいいのだろうか。私は学び続ける人が好きだ。
学びつつ、なおかつ行動力のある人に憧れる。
昨年の秋から、早稲田大学大学院公共経営研究科に入学との事。
「色んな事に興味を持っているんですね」と訊かれて、
「だって、生きているんですもの。死んでしまったら、
 もう色んな事に興味を持てないじゃないですか」というような、
受け答えをしている姿に、かつて子供を「卵で産みたい」という、
名言(迷言)をのたもうた若さよりも、練れたものを感じた。


秋吉久美子という女優。
私にとっては昔見た「夢千代日記」が余りにも印象的だったため、
それ以外の約が霞んでしまったというのは、彼女に失礼なのだが、
秋吉久美子の演じる芸者、金魚ちゃんが好きだった。
優しさとやつれた感じが下品にならない色気になる、
そんな印象を子供心にも感じたものだ。
(ちなみに先日娘と「地球へ」のビデオを観ていて、
 声優でも出ていてびっくり)


色々浮名を流しているが、今もその浮名は健在で、
結婚に関しても、凄い、おお! という鮮度の高いツワモノ。
その経験が英語歴にも影響しているのは、明らか。
御夫君から喧嘩する時「それ以上英語が上手にならなくてもいい」
なんて事も言われているらしい。(笑)
アメリカ人と一緒に暮らしていると、「ピザさえあれば」
というのが日常生活らしい。落ち込んだ時、嬉しい時、
気分転換に何かあれば「まずピザでも食べよう」
というのが普通の生活とのこと。
機嫌を直すのに「ケーキでも・・・」とはならないのが
話題として新鮮だった。


さて、ファンへのサインサービスがマメと言われる
ジョニー・デップティム・バートンの新境地と言われる、
スウィーニー・トッド」まだ見ていないから何とも言えない。
色々唖然とした乾燥が多く、どうして海外では未成年に見せていないのに、
日本ではR-15なんだという非難も出ているようだけれど、
とにかく、どんなものだかこの目で確かめて見たい映画ではある。


それに、色んなアクの強い役に出ている彼だから、
どうしてもエスカレート気味に、前の役柄を払拭するような
作品に出演しがちになるのは仕方の無い事だろうし。
でも、どの作品にしても色んな意味で傷ついている役柄が多い彼。
インタビューで、監督やスタッフも勿論自分も頑張ったという時、
家族のためにもと付け加えている所が、良かった。
自分を承認するだけでなく、周囲や家族にも一言及ぶ所が
やっぱり良かったなあ・・・。


そして、監督にもインタビュー。
監督曰く、ジョニーが「窓から外を眺める」という仕草で、
あらゆる感情を凝縮・表現したのが良かったんですと。
そりゃ「眺め」の技法だろう。古典文学にありがちなと、
一瞬チラリと心の中で突っ込んでしまいました。


ちなみにパックン英検、難しいです。聞き取り。
みんなどうしてそんなに即答できるの?
私は本日も挫折してしまいました。
ある程度まで聞き取れても、すぐに言葉が出てきません。
英語でしゃべらナイト」わずか30分ですが、リフレッシュできます。

50マス英語ドリル (AC mook―NHK英語でしゃべらナイト別冊シリーズ)

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