再入院8日目
(この項5/9 UP)
連休が明けると病棟はざわめきを取り戻し、ナースが行き交う。
2人部屋だったが3人部屋となり、窓から聞こえる騒音も増えた。
街は始動しているというのに、ここだけは別世界。
しかしネットに繋ぐ事ができると、風は別世界にも届く。
今日はシャンプーして貰い、さっぱり、人心地が付いた。
職場へのfax、極力避けている携帯電話での連絡、メール。
3つの連絡方法のお陰で、戦友こと同僚が来院。
来週までの仕事の資料を届けてくれた。
結局誰も引き受ける事ができない部分は、ベッドサイドで。
添付ファイルでやり取りすることになり、当座分は一件落着。
同性同い年の戦友は、気心の知れた友人でもある。
殺風景なベッドサイドに、薔薇・トルコ桔梗・カーネーション、
ピンク・クリーム・ホワイト・ペールブルー・グリーン。
視界が開けるが如くの一角が現れる。花かごの威力絶大。
そしてまだ食べられないけれど、クッキー。
どうもありがとうね。
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ちょうど娘も来院。友人と話している間、
ドラえもんの漫画を読むのに余念が無い。
職場への影響を最小限にするためには、病院で仕事せざるを得ない。
簡単に代わりがきく部分と、そうでは無い部分があるから。
これで後10日はしのげる。しのがねばならない。
戦友曰く、「今年楽させて貰った分、・・・」
それは関係ない。気にしないで仕事して貰いたい。
「あなたが病気になると、私もがっくり来るよ」
それは・・・、申し訳ない。仕事とは別の話も両方できる同僚は、
それも同性の同僚というのは、なかなか得がたいものなのだ。
娘よ、かーちゃんが仕事にかまけているのは、
その挙句に病院にいるのは不本意だろう。
でも、担任の先生へのお手紙を渡すのを忘れ、
宿題を出すのも忘れ、家で何をしているのか、
かーちゃんは気が気でならない。
一体どんなふうに過ごしているんだか。
娘よ、君が同性でも戦友になるには若すぎる。
なのに背負わされている荷は、やたら重い。
必要以上に重いものだということを、かーちゃんは知っている。
だからといって、忘れ物やいい加減は駄目だよ。
戦友に育てる前にぺちゃんこにならないか、
気が気でないかーちゃんだけれど、引けない部分もある。
おまけしたい部分もある。
ごめん、でも、それは、今はお預け。
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