Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

拒否反応続く

本日から家族ばらばら、わたくし孤独な生活。
連休中に勉強会や研修、寄り合いのようなものが続いていて、
どうしても顔を出してみなけば、後で後悔するものばかり。
舅姑への挨拶は喪中ゆえ控えめと思っていたけれど、
家人と娘だけは出向かせた。どうせ私はお邪魔虫なので、
双方にとって都合よかろうの痛み分けの部分もある。


仕事をしている女性に、結婚するなら仕事を辞めよと
簡単に迫る割りに、逆の事態が起こらないのは何故だ?
結婚するなら仕事を辞めよと、夫の側に迫る妻の側の親は聞かない。
その逆はごまんとあるのに。
という訳で、私は仕事を続けている。
自分の収入の道を断つわけにはいかない。
家族の収入である前に、私自身の収入の道。


過去の経緯は結婚して10年以上経っても、響いていて
依然様々な軋轢が残っている。私は仕事人間だ。
仕事をしなくてもいい部分でさえも、
結果的には家族の為に、足抜けした世界に戻っている、
やくざなお勉強世界に片足突っ込んでいる。
しかし、それは誰のせいかと叫びたくなるのを必死で抑えながら。
という訳で、本日のテーマはセクハラ・パワハラ
またかぁと思われる方々も多いでしょう。
でも、世間ではセクハラの考え方や対処法は知られてきていても、
パワハラに関しては、それほどでもない。


力関係・上下関係というものが、世の中では当たり前に存在するから、
保身のためのへーこらと胡麻すりが、礼儀にすり替わっているのかも。
子ども時代のいじめや、「花いちもんめ」のような
あの子が欲しいの世界なのか、グループ個人のせめぎあいなのか、
見栄・欲望の変形なのか、セクハラ・パワハラ


仲間意識を高めるために、なのか
年下だからそう読んでも平気なのか、「ちゃん」付け。
これを付けられると親しみは増すけれど、礼儀は消える。
上下関係が無いような気安さが生じると思っていると、
手痛いしっぺ返しを食う。周囲からは舐められ、勘ぐられ、
いつまでも年相応の立ち居振る舞いを身につけることなく、
ちやほやとされているような錯覚で、境界線があやふやになり
甘えが前面に出てしまうことも珍しくない、仕事現場。


女性同士でも、いつまで経ってもいい年して公の職場で
チャン付けで話をする人も多い。プライベートな場での、
打ち解けた会話ならいざ知らず、職場では見苦しいことも多い。
ましてや役職が上の人間が下をチャン付けで呼べば、親愛の情とでも?
じゃあ、逆は? 職場で下の人間が上の人間に親愛の情をこめて、
公の場でチャン付けで読んでも失礼にはならないわけ?


というような初歩的な話が多かったのだが・・・
本当にこのテの内容の研修は疲れる。

職場のいじめ・パワハラと法対策

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パワーハラスメントなんでも相談―職場のいじめ・いやがらせで困っていませんか

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まず、研修会場にいって驚くのは、その雰囲気の暗さ。
冬場のせいなのか、集う人々の年齢なのか何なのか、
服装が暗い。おしゃれじゃない。何だか、異様。
いや、別に綺麗にお洒落して来ている訳ではないけれどね、私も。
しかし、こういう内容に前向きである意識の高さとは関係なく、
今まさに、問題を抱えて鬱屈している自分と向かい合うために、
この場に来ているんだという人も少なくないわけで・・・。


組織の上司に大して、部下に挨拶をしているかという質問に対し、
エスと答えた人は85%、・・・本当かね?
年配の方々は目礼や頷きさえ返さない、通り過ぎるだけの人も多いが。
ちなみに組織の下の人間に上の人が挨拶を返すかどうか質問。
・・・上司が挨拶を返してくれると答えたのは、わずか15%。
下の者の感じ方と上の者の意識とのこのギャップ。


そういう話を聞いているうちに、色々思い出して来て、
地獄の釜の蓋がずれた感じで、どっとしんどくなってきた。
何の為に更衣室がある、スカートにはき替えて来いと言われたこと。
ズボンで仕事しちゃいかんのかね?
ああ、そういえば阪大でジーンズを履いて来るなと揉めたことがあったな、
学生に対して先生が出してクレームだったけれど、
私自身も、教授のゼミの日は化粧してスカートを履いた方が
いいんじゃないのと、同じゼミ生からいわれた日にゃぶったまげた。
礼儀の範疇ではなくて、何か異様なものがあった。


なあんて学生時代の思い出にまで遡って、何も知らないペーペーの頃、
言われるままに何かを一生懸命にこなして、
そうすることが仕事だと、任されていることだと思っていた頃、
ゴーストライターまがいに仕事をさせられ、体よく操られていた頃、
苦ーい過去の思いでが噴出・・・する脳内環境。
精神的な体力が落ちているこの所、心に蓋が出来ないと、
反動が出てきてしんどくなる。抵抗がどんと。


今日の講師は博学だが喋るのは下手な人だ。
博学ゆえの超早口で、・・・傷口に塩を塗るような感じの話し方。
知識を身につけることイコール、トラウマのこじ開け方みたいな、
この手の持って行き方は、今からこうしようという感覚よりも、
こんなふうに出来なかった私って、職場って、
なんてお馬鹿、なんてひどいのという落ち込みを先に招くなあ・・・。
みんなで頑張ろう、気を付けようというよりも、
そんなことも出来ない職場にいるあんた達って、かわいそう、
遅れていると言われているみたいで、引っかかるなあ。


娘を家人に預ける際に、ひと悶着あったことや、
ただでさえ、ギクシャクしている家人との関係、娘とのバトル、
連休明けの胃に穴が開くんじゃないかと思える会議の準備、
憂鬱の種とかこのトラウマが手に手をとって螺旋構造、
心の中が「がんじがらめ」になるような気分。
今更なにをやっても無駄無駄、若い昔の頃と変わらず、
お馬鹿なままだと罵られている気分。
まずいなー。
今日の勉強会への抵抗は半端じゃない。


講師にだけ責任があるのではなく、精神状態が悪いと、
ハードな研修でなくても、悪酔いするように気分が悪くなることは
往々にしてよくあることだ。自分が未熟なためなのだが、
まさか今日こういう抵抗にあって、しんどくなるとは。
一つ積み木を重ね損ねると、どんどん重心が狂って行くように、
抵抗のせいで眠くなったり聞こえにくくなったり、しんどくなったり。
ショックというよりも、もっと別の種類のもの。


昼間、家人と娘と別れた時の、娘の泣き顔がフラッシュバック。
若かりし頃の苦い思い出がフラッシュバック。
セクハラもパワハラも手に手を取って蘇ってくるから、始末が悪い。
今朝方からの嫌なことが重なって心の中でクラッシュして、
普段ならコントロールできることも、あっさり制御不能
あーあ。昨日のことも響いているのか・・・。
ということで、知的な興味関心実質的な情報摂取よりも、
自分の不甲斐なさばかり実感して帰宅。


明日は、全く別件の集い。
きっともう少し心安らかな研修の集いになるだろう。
それだけが望みの綱・・・。
ハラスメントを受けなくても、研修でフラッシュバックしていたら、
何にもならないなあ。疲労困憊。

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