Festina Lente2

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気が付けば909日目

999ではありません。気が付けば900日目が過ぎていて、909日目。
こんな私に今日も付き合って訪れてくださった、あなた。
どうもありがとうございます。こつこつ書いています。
多分記事は1000近く行っているかもしれません。
今日のように、一日に二つ書く日もあるから。
当初の目的は何だったのか、とにかく目指せ、1000日です。
その先は、どうするのかしら? 何も考えていません。
毎日が頭と手先の体操のようにキーボードを打っています。


歯科大で作って貰った、生まれて初めての1本入れ歯、
義歯をしばらく使ってみようと思っています。
インプラントにしても、期待したほどの審美的効果が無いこと。
施術に時間とお金が掛かり過ぎる事。
今残っている歯に対して負担が少ないように考えて、
しばらくこのままで行くことにしました。


話していても息も漏れていないし、それほど目立たない。
気にしたら負けというか、気にし過ぎることは無い。
服装や髪型、外見の中で真っ先に歯を見る人なんて、
この職業でもなければ・・・と言われて、
それもそうだなあということは頭ではわかっていも、
なかなか納得しがたい思いがあったから。


どんどん無理が利かない、今までとは勝手が違う更年期のからだ。
かわいいだけでは済まなくなってきた吾が子との付き合い。
理性ではわかっていても、腹立たしくも哀しい思いが多い親との日々。
仏の顔も3度までと言ってやりたい人間。
自己中心的で我侭な『山月記』の李徴のような私には、
黙って受け入れて、話を聞いてくれる「袁傪」はいないから。


その代わりに毎日こんなふうに駄文を綴って、やり過ごし、
どうにかこうにかやりくりしているのだと思います。
こんなお付き合いの仕方しか出来ないで、ごめんなさい。
無理して楽しい記事ばかりとか、ためになる薀蓄とか、
そういうものは書けなくて、本当に日々の日記です。
なのに、訪問してくださってありがとう。
909日目なのですよ。


節目の年のせいか、昔のこと、若い頃のことがよく思い出されます。
もっともっと年を取れば、どうなるのでしょうね。
昔読んだ『天の夕顔』のように10年待ち続けることなんて、
出来るだろうかと思っていた、その若い頃が懐かしい。
今になってみると、10年なんてちょろいちょろい。
30年経っても忘れられないこと、沢山あって、
切なくて嬉しくて哀しくて、そんな毎日の繰り返しですね。


揺り返しが来る中で、日々を切り取る形に波がありますが、
大波小波に揺られている私の日常生活、
Festeina Lente (ゆっくりいそげ)をどうぞ、
今後とも宜しくお願い申し上げます。

天の夕顔 (新潮文庫)

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草の花 (新潮文庫)

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