Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

お父さんと一緒にこども料理教室

ということで、本日午前中はお料理教室。
動物パンとピザを作ろう! うーん、なんて魅力的!
エプロン・三角巾・台拭きを用意して、いざいざと意気込んで来れば、
材料費払っていても、「お母さんは見学」とのこと。
もちろん他のお母さん方も見学組。
「お父さんと一緒にこども料理教室」だから?
もしかしたら、いない方が良かった? 
家の仕事を片付けていて、味見にだけ来れば良かった?
写真に撮っておきたい、料理覚えたい一心で付いていたのが、却って仇に。
いやもう、横で見ていてその手順の悪さにはらはら、ドキドキ。


よそのお父さんと子ども達、なるほど、ふむふむ。うちは? 
ひえー、こんな事になっているよ、あんな事になっているよ、
気が気でない、肝っ玉の小さいかーちゃん。
これだから職場でもストレス溜まるわけだ。
好きにやらせて放っておけば・・・という器量も度量も無い自分。
周囲と比較してはいけないと理論では学んでいても、ちっとも出来ない自分。
深く恥じ入り反省・・・したけれど、この性分は治らないだろうな。


さて、男女共同参画の企画の一連。確かに「私作る人僕食べる人」の時代ではない。
家庭科男女共修の時代だから、「お父さんと一緒に料理を作ろう」
こうわざわざ書かないと、お父さんが来ない(来てくれない)という所が、
実際問題なんだろうけれど。それはさておき、調理実習。
午前中はパンとピザ、午後はお菓子。お菓子なら家でもできるので、
午前の企画で申し込んで当選した12家族が集う調理室の賑やかなこと。
下は2歳から上は小学校5年生ぐらいまで。


それぞれのお父さん、こういう企画に参加するだけあって、
意識が高いのか、手際が良くてハンサムで・・・(ハンサムは余計か)
「隣の芝生は青い」を実感しながらの観察・・・にならない。
観察どころではない。見守るどころではない。
手も口も出したくなってしまう、かーちゃん。
自分がこんなに「仕切りたがり」だとは思いませんでした。


後先考えず、順番や手順を考えられない二人、親子そっくり
行動・思考パターンが類似しているって、本当に危険だなと・・・。
あ、いやいや。3歳と5歳を二人を抱えて取り組んでいる
向かいの若いお父さんの方が、よっぽど的確に指示を出しているような。
(上手く助けながら好きに作らせているところは、さすが)
二人が調理している所を見ていると、不器用な一人っ子が二人並んでいるよう。
ああ、かーちゃん、過保護に育てすぎたわ・・・。

 



『道の駅』でパンを焼いている方々が先生。
ああ、私もこんな風にやさしく見守る先生でないと、
娘はお料理覚えられないわけね・・・。そんな事を思いながら、
普段の仕事内容、工夫、前置きの御話は社会勉強になった。
かーちゃんにとっては、とっても新鮮。

 


そんなこんな中で、パン種を軽量して、丸め、耳を付けうさぎさんに。
中はチョコレートクリーム。焼き色を美しくするために、
照りを出す卵の黄身を塗って、・・・これはとっても上手に焼けた。
1匹チョコがはみ出てしまったけれど。
生地を伸ばしてチョコを包み込む際、注意が必要。
閉じた部分を下にして焼く。少し冷めたらチョコで顔を書く。

 


うさぎパンを焼いている間、ピザパンを作る。
皮を丸めて薄く延ばすのはいいけれど、そんなに薄くして具が載るのか?
鉄板に載せてから具を載せないと、そんなクリスピータイプの皮にしたら
あああ、やっぱり予想通り、鉄板に載せる時に具が転落。
盛り直している間にグチャグチャ。「大胆な盛り付け」と思えばいいか。
「失敗」も大切な勉強よね、そう思いながらも口出ししたくて、したくて。

 


材料は、ゆで卵(既にスライスされている)トマト、玉葱、ブロッコリ、
上からチーズとマヨネーズ。むろんピザソースを生地に塗り塗り。
我が家にはガスコンロのみ、本格的な天火が無いので、
文句ばかり垂れている割に、一番ドキドキ期待しているかーちゃん。
誰が一番子どもなんだかって世界。

 


うさぎさんに顔を書いている・・・真剣。昨日の篆刻の時のよう。
チョコは柔らかそうに見えて、業務用の搾り出しチューブは大きくて大変。
思うように搾り出せないし、思うように描けない。
上段が、娘作。娘、わたし、とーちゃんの顔。
下段がとーちゃん作。かーちゃんの怒った顔、娘の泣きべそ顔、
最後はちびまるこちゃん風どよーんの線が入った顔だそう。
こういうデザインするかぁ?

 


あっという間の1時間半。どのチームも美味しく出来上がりました。
料理を創り付けているおうちと、食べる人になりがちなおうち、
うん、一目でわかる・・・。それにしても、かつて一世を風靡した
NHKの子ども料理番組「ひとりでできるもん」じゃないけれど、
上手なお子さんは本当に見事。私ももっともっと褒め上手にならなくては。
・・・反省。で、頂きます。パクパクパク。
市販のパンで、こんなにチョコがぎっしり入っているものは無いなあ。
血糖値上がりそう。
ピザも見た目はともかく美味しい美味しい、焼き立て美味しい!

        


皿洗い、後片付け、その辺は料理よりも上手い娘と家人。
うーむ、普段の役割分担が如実に現れているなあ。
でも、結果が形になって現れる体験学習、黙って見守るのも勉強。
これは本当に難しい。かーちゃん、いい勉強になりました。
楽しい調理教室、男女共同参画の企画係の方、パンの先生方、
どうもありがとうございました。
とっても楽しいひと時でした。

子どもと一緒にお料理しましょ! 3歳からのお手伝い

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