営業マンとの会話

仕事柄、人と会う。毎日会う人、たまにしか会わない人、
初めて会う人、2度目の人、時間制限を設けて会う人、
とりあえず最後まで話を聞いてみようという人。
予め仕掛ける質問を用意して会う人。
大まかな説明をを聴いた上で、詳細を聴こうと思う人。
いろんな人と会うのだが･･･。

私の最近の悩み。人の名前が覚えられない。
話した内容は覚えていられる。
聞いた内容も大丈夫。要点は知れている。
限られた面会時間で、何もかも伝えようと思ってくる人も居ない。
要点を絞って前向き営業話をするか、
報告事項も兼ねて挨拶回りとして来るか、
クレーム処理について説明に来るか、とにかく、
自分の良くわからないこと知らないことがあれば、
質問して訊くに限る。

教えて頂きたいのですが、
不勉強で申し訳ないのですが、
異業種の人間と会う時に時間が許す限り質問。
会話の出来る、会話の弾む、
相手が自己開示を含んで営業内容が話せればOK。
よくわからない、知らない、4月からこの仕事に就いたばかりでと、
本来の意味での営業内容よりも、個人的な現状、近況、
自分の置かれている状態にシフトして話そうとした場合、
仕事として面会している場合、どうすればいいか。

仕事が積んでいて時間が無い時、
それでも話を聞いていたいと思う時もある。
早くお引取り願いたいと思う時もある。
文書で十分、何をしに来られたのかと思う時も。
顔を売るため、話を聞かせるため、
業務内容をアピールするため、
さて、今日は誰がどんな目的でこの部屋にやって来る？

1分間整理術

心理接客術 お客さまの心を一瞬でギュッとつかむ接し方

なのに、名前間で覚えられる人が殆どいない。
印象、話した内容、業務内容に関する知識、リサーチ、
資料の細かさ、フィールドワーク的な展開の豊かさ、
いろんな人が色んな語り口で話すのに、
人の名前が覚えられない。内容がそのまま顔で、
叫ぶように熱が入って話している人は、どれだけ話しても、
慇懃無礼にしか相槌が打てない。

名前で覚えられる人が殆どいない。
名前をアピールする人も居ない。
勤め先をさくっと述べ、名前もさくっと述べ、
お互いさくさくと自己紹介名刺交換をし、
こちらは受けて立つ側、相手は最大限アピールして行く側。
なのに、目標解決型でもなく、印象アピール第一でもなくj、
今回の改善点・昨年との相違点、何も無く今まで同様ならば、
どうしてこの場に来て、時間泥棒をしていくのかと、
愕然とする人も多い。

質問をすることを恐れている人も。
どの部屋を回って営業すればわからずに、ひたすらお願いしますだけの人も。
何をどうお願いしますなのか話題を絞れず、
自分の営業なのに、何も喋らず、質問されるのを待つ人も。
質問しても答えが返らない人、電話にてお返事させて頂きますで、
その後うんともすんとも連絡が無い場合も、
返事を持ってきても、年度が替わって今更の報告という場合も。

聞けば、管理職の予定は会食ばかりで埋まっていて、
配下の人間は正当に評価されていないと人事面に不満を持ち、
モチベーションを低下させているところもあれば、
立ち上げから関わっているので面白いと、休日を潰して、
企画・宣伝・実験・ボランティア、あらゆる形態で試して、
プロジェクトの試行錯誤を熱く語る人も。

これからどうするつもりなのか、それからどうしていくのか。
私は、一期一会に近い接客の中で、
形式だけ通り一遍の挨拶に来る人は、来ないで欲しいと思っている。
こちらの時間を闇雲に消費するだけなので、文書通達で結構と。
そちらはノルマ。こちらは･･･。
そう、お荷物として皆が持て余すような来客の、
あるいは宝石のような情報を持ってくる来客の、
来客のシーズン。

ある時は熱く、ある時は醒めて、
細切れの時間の中で、一期一会。

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