Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

痺れが気になる

5月の連休の急性副鼻腔炎ですったもんだ以来、小康状態だったのに、
最近またまた?が出て来た。従来の更年期症状とは違う、痺れ。
土曜日のバス旅行の午後から、左手の指先全体がパチパチはぜる様な感覚。
これがもう少し強くなると、痺れと言うよりも痛みといった感じになるのか。
そんな微妙な感じの違和感が続く。
その時は、長時間バスに乗ったせいかな、疲れかなと思ったけれど、
翌日になっても取れない。翌々日になっても取れない。
土曜日から5日間続いて今日は左足まで痺れている。


左半身ではない。左手と左足。抹消部位の違和感。
運動神経には異常がなく、立てない握れないなどは無い。
実はバス旅行に出かける前日の金曜日、仕事を終えてから研修先に出向く途中、
塩辛いラオス料理を食べた。その後、研修兼勉強会のスーパーバイズ。
頭も体もとことん疲れて帰宅。ハードな一日を終えてよく土曜の朝。
指輪が入らないくらい左手にむくみ。あれ? 体調が悪いや・・・と
不安になりながらも、運転もしないしバスツアーだし、
座っているだけだからと旅行に出かけた。


熱発なし、吐き気なし、頭痛なし。大丈夫、食欲もあるしね。
そう思って旅行の終わりかけ、左手が痺れる感じ。
嫌な予感がした。(こういう予感は得てして当たる)
でも、飛行機みたいにずっと座っていたわけでもなく、
エコノミー症候群みたいな重い症状でも無くと思っていたけれど、
足が痺れてきた時点で嫌な予感。
血液の循環が悪いことには間違いなく、
のう胞を持っている腎臓に負担が掛かっている感じ。


4階まで階段を上がるのに、バテバテだった今日。
足が他人のような疲れ具合。
例年に無く年間スケジュールが狂っているお陰で、
忙しさは倍増だった6月のつけが回ってきたか。
今日も出張で、パソコン画面と冗長な話に疲れながらも研修。
この先のレポートを思うと頭が痛い。
そう思いつつ帰宅途中ホームドクターの所へ。

しびれが気になるときに読む本 (早わかり健康ガイド)

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よくわかる頭痛・めまい・しびれのすべて―鑑別診断から治療まで

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食事内容そのものよりも、先生はむくみが指先に出たことよりも、
むくみそのものは全身症状であり、脳もむくんでいるのだと心配。
懸念される尿量の状態も、すぐに利尿剤云々、消化剤云々よりも、
様子を見るのにと、前回出してくれたニチEネートとメチコバルのみ。
内科でも耳鼻科でも血行障害、血行不良解消薬が出されるわけね。


先生曰く、1週間様子を見て軽快しないようならば、
つまり痺れが左半身に広がって来るような感じならば、
脳のMRIかCTを撮って診て貰った方がいいという。
それならば、紹介状が無いとすぐに診て貰えないのでは?
自分自身、こんな痺れが続くようならば、整形外科?
神経内科? 逡巡する所がある。


家族はすぐに病院に連れて行くのに、自分は行くのが嫌。
この矛盾した気持ちを抱えながら、本日、文月朔日。
茅の輪をくぐれなかったのが気がかり。
一時的な腎臓のダウン、一時的な神経のダウン、
いつもの更年期症状の強い奴で済んでくれるならいいのだけれど、
症状が悪化するのは嫌だ・・・。
そんな不安に苛まれつつ、本日の「試してガッテン」。
胸焼け解消法だった。


私は殆ど胸焼けは無い。幸いなことに。
胃潰瘍でも十二指腸潰瘍でも、痛みは強くても胸焼けは少なかった。
でも自律神経は・・・弱いんだろうなあ。
肩凝り頭痛吐き気は強かったっけ。胸の痛みも。
さて、私の指の痺れはどこから来ているかな。
様子見。これって嫌な言葉だよね。


以前、痺れに似た左足腰の痛みが続いて左脇腹が痛んで、
すい臓の検査をしても何とも無くて、
結局は痛みが続いた挙句、憩室炎が再発したっけ。
私の左半身は鬼門。体調は左から傾いてくる。
今年も胃の精密検査が近づいてくる。


概ね元気な半病人の「気を付けなければならない項目」を、
再点検する季節がやってくる。
普通の生活を支える服薬、忘れがちな服薬。
規則正しい生活習慣からの逸脱。
仕事優先の生活を減速できてない、要領の悪さ。
仕事を入れることで他から逃げている、ひ弱さ。


1年の折り返し地点、文月朔日。
体は正直に訴える。無理をしたと思わずに、
充実していると思い込んでいる自分への警告。
気にしたら負けと思いつつ、気に病んでいる自分への苛立ち。
適度ではなく不要な緊張を抱えて過ごす毎日。
幾つになっても堂々巡りで進歩が無いまま、
下り坂の体は正直に不調を訴える。

やさしい肩こり・腰痛・シビレの話〔第二版〕

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追記:この日帰宅したら「医療系ブログの歩き方」が届いていた。
   微力ながら、できる事は・・・と思った。