Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

ビール工場からタイフェスタ2009へ

先週、とーちゃんと娘だけでビール工場見学だったので、
かーちゃんも行きたくなった。幸い残暑も厳しい。
剣山の温泉での虫刺され痕が腫れて痒いこと2週間、
さすがに心配になって皮膚科へ。その後、大急ぎでタクシー飛ばし、
やって参りましたここは、アサヒビール吹田工場。
天然水にこだわるサントリーとは違って、別のポリシー。
全国どこの工場でも同じ味になるよう、水を磨き均一の品質にしたものを使用。
昔はこの地元の水を使っていたはずなんだけれどね。

  


神水湧く垂水神社の御膝元。
もっとも、工場の向かいにある片山神社には山とビールが積まれていた。
さて、ビールの紹介のビデオを見てから、工場内見学。
でも、工場内の写真は不可。残念。
さすが先週サントリーを訪問しただけあって、
家人と娘はああだこうだと違いを比較しながら、見学。
同じものを作る違う工場の比較見学も、結構いいかも。


濾過は下から上へ、酸素が入らないようキャンドル型フィルター。
選り抜きのパネリストが味見して入味(いりみ)検査。
幸い工場ラインが動いていて、1分間に600本詰めている作業を見学。
結婚式場で使う赤い「祝」ラベルのビール。
吹田工場だけで作っているスタウト。
350ml缶は1分間1500本、機械の力は凄い。
そして環境対策、節約の工夫、スーパーエンド。
アルミ缶の縁の加工だけでも、生産本数が多いから大節約に。

 


見学の後は待ちに待ったお味見、試飲タイム。おつまみ付き。
一人3杯までって、ジョッキじゃないけれどでっかいグラス。
おいしい注ぎ方はこちらをどうぞ。
家族や遠方からの団体客、思い思いにグラスを傾ける。
子どもたちはもちろんジュース。娘はためらわず三ツ矢サイダーへ。
それからお土産コーナーを物色。

  

  


会社(工場)の歴史がコンパクトに表になっている。
懐かしい写真もあったので、思わずパチリ。
そのうち何枚かをご紹介しますね。

  


なるほど、美味しいビールはこんなこだわりが、工夫が、環境対策が。
工場内は見学を意図して作られているので、見易く分かりやすい。
地元の小学校だったら学校から見学に来られたのにね。
昔の面影を残すレンガ造りの壁とステンドガラス。
当時の工場の煙突は、風で動くモビールになっている。
なかなかおしゃれ。あれ、工場内の半旗が気になる。

  


さて、少々ビール腹になり気持ちよくほろ酔いのまま、
JRで天王寺へ。例年よりも早く今日明日はタイフェスティバル
私達の大好きなエスニックフードを、今年も食べまくるぞー。
というわけで、旅心をそそるポスターをご紹介。

  


あれ、何だかいつもと雰囲気が違うなあ。
屋台ではなくて、こじゃれたテントの店が並んでいて、とても綺麗。
天王寺公園がいつもより華やかに見えるのがいい。
なるほど、今年はこういうお店の出店形式か。
御値段とメニューの方はどうかな。

  


去年美味しかった冷やした輸入果物の店が無い。
これはがっくり。美味しいドリアンを今年も期待していたのに。
生鮮食料品の取り扱いが厳しくなったのだろうか。
タイ直輸入のナマモノの取り扱い規制?
その割には、カエルの皮のから揚げや、鯛の皮のから揚げ、
ゲテモノの虫炒めは並んでいるというのに。

  

  


イナゴの佃煮が平気な私も、さすがにタガメの炒め物の大きさはちょっと。
でも、小さければ芋虫形でも大丈夫。要は、漢方薬みたいなもんよ。
ちょっと変わった味のするおつまみ。
怖いよーと蛙嫌いの娘は嫌がっていたものの、から揚げの足を1本食べて、
すっかり病みつき、あっという間に3匹分も食べている。
おいおい。まあ、でもこんなふうに食べられたらどこでも食べていけるか。

  

公園奥の舞台では民族衣装もきらびやかな舞踊、ムエタイ
口から炎を出して踊るファイヤーダンス、様々な出し物。
観光案内も兼ねた様々な宣伝、雑貨販売。
年々この催しも知られてきたのか、凄い人出。
みなワンコインテイクアウトを、芝生やベンチでパクついている。

  


9月末にあった一昨年は寒かった記憶があるが、今年は暑い。
午前中のビールが残っているのでアルコールは遠慮したものの、
辛いお惣菜を買って帰り、晩御飯も楽しんだ。
日本人風味に味付けしてしてない、現地風味がとてつもなく辛い。
まさに口から火を吹く感じ。
暑さを香辛料で引き締めて、おなかを消毒しているみたい。

昨夜と打って変わり、3人揃って賑やかな今日の食卓。
何と言っても虫炒めまで並んでいるからね。
エスニックというか、グローバルというか、
節操なく無国籍な我が家の夕食。
我が家の団欒のひと時。

タイの屋台図鑑

タイの屋台図鑑

タイを知るための60章 エリア・スタディーズ

タイを知るための60章 エリア・スタディーズ