Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

脳の活性化させたい

日常生活でボケボケが多発している私。
度忘れが増えてきた、最低限の言葉しか使わない。
緊張が薄れて、言語表現活動がいい加減。
相手に影響されているのか、取り込まれているのか、
思考活動が複雑化しない。単純な条件反射的で終わってしまう。
どんどん老化が進むような気がする。
もう少し、積極的に創意工夫が必要なのではと思いつつ、
自分の頭から消えてしまった知識の蓄積、虚構の薀蓄を除くと、
生理的欲求と幾ばくかの基本的な生活動作しか残っていない。
そんな気がする。


書類があっても目がスルーする。
関連付けて思い出せないことが増えている。
Aのためにまず、1Aと2Aを用意して、A'かBになる事も想定、
仮定、予想、想定外への対応策、周囲への影響、
滑らかな思考、将来を見通したシミュレーション、
そういうものがだんだん下手になっている。


最近は何もかもがルーティンワーク。
これはこうしておけばいいんだ、この程度でいいんだ。
こうしておけばたいてい間違いがないから、済ませておけばいい。
仮置きのままでも通るのならば、このままゴーサイン。
様子見して適当な所でOK。心から配慮をしているようで、
何かレールに乗っかった行動の範囲でしかない。


むろんそういう風に行動できるようになるまで、経験を積む、
経験値を上げてきたこと、上げられたことが重要なのだろうけれど、
それ以外の物に対処できるのか、新しいことを工夫できるのか、
新鮮に物事を受け止められるのかということになると、
何だか押し流されているだけ、こなしているだけで、
緊張感やわくわく感、やりがいが無いように感じられる。


では何ができるかと訊かれると、抜け殻のような古い皮を被り、
脂肪の塊がのそのそ歩いているような、
先陣切って仕事をしているのではなく、雑談しながら
飛んでくる弾をはじいたり、楯を振ったりしている、
ナアナアな雇われ人、出世を望まぬ日銭稼ぎの足軽もどき、
そんな錯覚にとらわれる。
本来は日々切磋琢磨の専門職であるはずなのに。


心の中には日々白い闇が広がり、食い尽くされていくようだ。
インプットしたものが出てきにくく、出てこない。
インプットする速度や興味関心が薄れてきた。
よく言えば物凄く省エネで動けるようになったのかもしれない。
でも、それはまるで自分ではないような気がする。
これが、老いていくということなのだろうか。
それとも単なる更年期のプチ鬱なのだろうか。

「うつ」は温めて治す

「うつ」は温めて治す



久しぶりに娘と夕食後のTV。彼女が嫌いな怖い看護婦が出てこない。
健康番組がオバケ屋敷のような怖い雰囲気のスタジオだったのに、
いつの間にか明るいトークショー&クイズ番組のようになっている。
確かに健康的な雰囲気かもしれないけれど、軽いなあ。
でも、話題はボケ予防、というか脳の活性化。
うーん、これは見ておかねばならないか。


70台で脳を活性化させた人の生活習慣。
朝の散歩はゴミ拾いをしながら。
てきぱき家事―料理をしながら掃除。
パソコン作業。こまめに付ける日記。
して、そのこころは?


なるほど、有酸素運動。散歩はウオーキング
注意分割機能、ながらというと表現は悪いけれど、
一度に二つのこと、同時進行を行う。なるほど。
計画力、考えることで脳を鍛える。
パソコンでそんなことが出来ているならもっと私賢くなるはず?
エピソード記憶。前日のことを思い出しながら行動をノートにメモ。
私のブログ程度では、まだまだ足りないか・・・。
行動を逐一思い出しているのではなく、その時の気持ちを書くだけだし。


うーん、確かに苦手になってきたのは同時進行。
調子のいい時は幾つも頭の中で物事がぴちぴち跳ね回って、
意気のいい魚が泳いでいるような感じだけれど、
今は、一対一対応で、思い出した時には期限切れ、
メモや手帳を見ても、それが何を意味するか思い出せなかったり、
すっかり忘れていたりする・・・駄目じゃん。


遊んだり出かけたりすると時間が無くなる。
もたついたり、こなせなかったりする割に、
仕事から逃れるように遊ぶことへの抵抗は減って来た気もする。
でも、その遊ぶ事も体力的にきつくなってきた。
(美術館や博物館へ出かけて立ちっぱなしでいることが)
細かい記録をとったり、そのものについて分析したりしなくなってきた。


締め切りのある仕事を仕上げるために、久しぶりにほぼ徹夜。
少々無理をした。体が重い。結局忙しさに流され、昼食は4時ごろ。
転寝をしてしまった。そんなどんより頭で番組を見ている。
4つの生活習慣を取り入れることが前頭葉を活性化。
有酸素運動・ながら・企画計画・記録」なわけね。


ここで持ち出されたのは「ハノイの塔
まるで立体パズル。? 輪が3つだけ? こんなの簡単じゃん。
娘もすぐに出来た様子。でも4つになると?
いや、理屈は同じ。手間が掛かるだけ。
こういうのは別にすぐにできるけれど・・・。
こんなので脳の老化を図るのならば、十分大丈夫。


やっぱりウオーキングから始めないと駄目か・・・。
こまめに体を動かす家事、ここがネックか?
まず、体重を落とせばもう少し動けるはず。
冬場は夏より太ってしまう自分に反省。
毎年反省しているが、季節的変動のおつりが溜まる。
さて、脳の若返りに興味がある人は、こちらをどうぞ。
たけしの健康エンタティーメント! みんなの家庭の医学


そん夜更け、のんびりと家人から電話。
今日、『かいじゅうたちのいるところ』を見てきたよ。
ずるーい。そんな話知らないからと興味なさげだったのに。
もっとも、『ネヴァー・エンディング・ストーリー』で懲りている。
お話の世界を映像化されるのは鬱陶しい。
自分の持っている感性や想像力を固定化されたり、否定される、
思っていた通りだったと感動できる事は余り無いから、
限定された視覚化には抵抗が大きい。


ああ、こういう抵抗力が大きいのはこだわりなのか。
老化なのか、単なる頑固で済めばいいけれど、
単なる頑固で融通が利かないのは困る。
自分がカチカチになっているような、そんな錯覚。
特に心も頭も柔らかい娘を見ていると、
自分の若さは確実に娘に移行しているように思える。
それはそれで嬉しくもあり、寂しくもあり・・・。

歩けば脳が活性化する (WAC BUNKO)

歩けば脳が活性化する (WAC BUNKO)

脳を活性化する自分史年表

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