Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

2度目も雨の人間ドック

嫌々行こうとしているので、雨なのか。
2回目も雨の人間ドックは勝手知ったる病院ゆえ、
少々心の準備も・・・出来ていなかった。
まず、病院へ行く駅を間違えて覚えていた。
特急ではなく急行か普通しか停まらない駅。
なのに、この時間帯何故か急行はなかった。


おまけにバス停は駅から離れていて、
雨の中カートを引きずって行ったにもかかわらず、
30メートルほど向こうで出発、何故このタイミング?
その後、待てと暮らせど病院行きのバスが来ない。
雨で遅れているのだという。何てこった。
先ほどのバスに乗れれば・・・。
いや、今更、詮無いこと。
全く持って遅刻この上ない時間。
昨年の記事を読み返してみると、やはりバス停がわからず、
タクシーを飛ばしているよう。やれやれ・・・。
土地勘が無いせいか、無意識に抵抗しているせいか。


ちなみに昨年の記事はこちら
どうやら病院に近い家人宅から出発遅刻したよう。
その日は二人揃って目覚ましに気付かず? 
全く以って、如何に行きたくないか。
縛りが掛かっているのがよく分かる。
2年続いてこの有様とは。


・・・しかし、普通の病院が開く時間の30分も前から受付が始まる。
一昨年までのホテルでの人間ドックは10時、10時半ごろから受付でも、
十分午前中に終わり、午後の食事と共に余裕を持って帰宅できた。
日帰りの場合も宿泊の場合も相当数の人数をこなしていると思う。
なのに、今日のここは空き空きなのにやたら受付時間が早い。
(去年はもう少し人数がいたと思うが)
大阪南部からは2時間余り掛かるここに来るのは、既に旅行気分。
おまけに去年も今年も雨。


着いて早々、暖房の効いた院内をパジャマとガウン姿でうろうろ。
昨年は4人部屋に泊まると知って驚いたが、
今年は共同の風呂、4人部屋、食堂での食事、検査等、
病院の中を1階から7階まで行ったり来たり。
勝手が分かっていて、それほど驚かない。
ここの内視鏡胃カメラの部屋のいい所は、アロマセラピーの香り。
駄目なのは、麻酔ゼリー。これは嗽をするように喉に留めても、
殆ど効かない。はっきりスプレーで喉麻酔して欲しいと言うべきだった。
それとも、薬価の関係でキシロカインゼリー?
経口検査は飲み込むのがしんどにのに。


午後からは超音波の検査があるため、脂質の少ない昼食。
とろみの付いた野菜の煮物を食べていると、急激に年老いた気がする。
噛み砕く必要のない柔らかい野菜のみのおかず。愛想がない。
眼底写真、骨密度(ここでは手首から。足首じゃない分数値は下がる?)、
個人的な栄養指導。何故か上司と同じ苗字の看護師。
明るく前向きな話術に引き込まれる。


駄目出しをしない。出来る事を一つでも二つでも。
食べる事で欲求不満解消の食生活をけなさない、貶めない。
仕事の内容がよく分かっているだけに、
睡眠時間や生活パターン、栄養摂取状況から、
「甘いもの」でなくても、ポテトチップスのようなものではなく、
オリーブを齧り、チーズを食べる缶チューハイの週末が、
代謝の落ちた更年期の食生活に輪を掛けて、良くないと。
分かっちゃいるけどやめられない、日々。


食後、もう夕食に何を食べたか思い出せない。
かき込んで、すぐにその場を離れ、コンビニへ。
分厚い合冊『サイボーグ009』2冊、娘へのお土産ついでに。
お茶とアイスを買い込んで部屋へ。
みんなは食堂でオリンピックを見ているのか、入浴か。
夜。病棟は看護師もいない。静かで自由。
22時半まで書類と格闘。電気を消してこっそり入浴。
同室は4人部屋を二人きりで。
相方は、ずっとベッドで横になってTVを見ているよう。
フィギアスケートフリーの日だったから、何回も見られるし。


病院のベッドの周り、薄いクリーム色のカーテンの中。
外はひどい土砂降り。
でも、ここに来るだけで疲れて眠い眠い。
検査だけで、重労働しているわけでもないのに、眠い眠い。
・・・そういえば、昨日がシロの49日だった。
今は元気に天国を駆け回っているよね、シロ。

おやすみなさい

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きょうりゅうたちのおやすみなさい (世界の絵本コレクション)

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