今日借りた本
仕事は忙しいが沢山本を借りてきた。沢山買って来た。
少しでも読まないと、どんどん字が読めなくなって、
呆けていきそうな気がする。
予定より仕事を早く切り上げてみても、
結局は体力が持たず眠ってしまうのだが。
いちいち読書用眼鏡に掛け替えて読むという
めんどくささよりも、字を大きくして見る事が出来る、
パソコンの楽な画面に流されているのかもしれない。
だからと言って、電子ペーパーで読む気にはなれない。
本を読む楽しみは、紙面をめくることにある。
ブログやHPをスクロールして見る画面には、依然として違和感がある。
読書とは異なるレベルでの接触、そんな厳然とした、
いや、曖昧模糊なのかも知れないが、違和感があることに変わりは無い。
もとい、ツィッターを始める気も無い。
もしかすると、個人的に誰かに興味を持つ場合、
(ストーカーみたいだね)
そういう場合には、その人の興味関心が何に向いているのか知りたいから、
「呟き」を追ってみたい、という気持ちにもなるのかもしれないが、
そこまで暇か? と問われたならば、・・・笑ってしまう。
そんなことしている暇があったら、「逃避」せずに別の事をしろよと。
ブログだけでも日記とはいえ、膨大なツィッターと変わらない。
備忘録も兼ねて、ボケ予防で文章を綴るものの、
もはや手書きではこれだけの量を書き綴ることは出来ない。
昔の人の草書ならば、キーを打つよりも早く書けたのだろうか。
今の時代、草書なんて、読める人は限られているしね。
というわけで、積読書が増えてきたが、とりあえずこんな本。
今自分が借りているもの。
- 作者: 小川糸
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2009/11/02
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- 作者: 小川糸
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全くと言っていいほど、別世代の話かも。
何の役にも立たないというか・・・、
無理やり感動を練り込んだ「美味しいはずでしょ」を、
食べさせらている感じというか・・・。
自分の感性が古びているのかもしれないが、
まあ、更年期の人間が若い世代と感覚を異にしても、おかしくはない。
筆者の意図する世界が、自分の思う感動や腑に落ちるものとはずれている、
もしくは、微妙に相転換しているのか。
世代の差、価値観の差と言ってしまうのは易しい。
ただ、本当にこれが今必要としている物語科というと、違う。
私の世代の必要とするものとはかけ離れている、そんな気がする。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/01/01
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時間潰し、暇潰しが欲しいわけではない。
しかし、自分にとって何の役にも立たない物語を読むわけには行かない。
情報は欲しい。今の世代が何に興味を持ち、何を求め、
何を納得し、腑に落ちるというのか。それは知りたい。
しかし、同じものを読んでも落差がある。
年を重ねたせいかどうかともかく、若い頃と同じような「読み」はできず、
新鮮な感動はなかなか得られず、皮肉に俯瞰する癖が染み付いてきたようだ。
言葉の新鮮さ、ストーリーの鮮やかさ、そういうものを求めるのだが、
面接室に来てブログと変わらない、泣き言繰言を繰り返す、
心の中を書き綴る、大河ドラマにはならない私小説的な世界は、
日本の文学の特徴として21世紀も健在なのだけはわかる。
しかし、どの世代にも訴えかけてくる作品かというと違う。
ケータイ小説では無いけれど、ケータイ小説に近い、
世代限定・特定の読者に向けた、
今はもう無くなった雑誌に掲載されるような、お話。
そういうものがやたら増えてきたような気がしてならない。
仕事も兼ねて読む読書が、年々きつくなる。
老眼のせいばかりではない。
作品を読むことに、自分の時間が取られていく、
搾取されたような、そんな気持ちにさえなる事が増えた。
これを「老い」というのだろうか。
単なる更年期の偏屈な意地の悪さか。
だから、しんどくなってくるとこんな本を読んで気分転換。
ストーリーの要らないものを。
- 作者: 北嶋廣敏
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2006/03
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江戸ブームが好きなわけじゃないけれど、薀蓄本は面白い。
商売の昔と今を振り返る、ちょっとしたタイムスリップ。
若い人には懐古趣味と笑われそうだが。
だが、娘も夢中になっている畠中恵の「しゃばけ」シリーズを読む人には、
こういう江戸ブーム本も面白かろう。読書の幅も広がろう。
更年期とはいえ、思春期前期の娘をもつ母としてはこんな本も読む。
かわいいうんち―でるでるやせるでるでる美肌のHOW TOうんち (寺門琢己のからだぴあシリーズ)
- 作者: 寺門琢己
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- 作者: 俣野温子
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仕事は山積みだが読みたい本はある。ただ、どんな読み方をするか。
優先順位と、時間の配分が難しい。
娘は軽やかに読んでいる。私は老眼鏡を掛け、かたつむりのよう。
もはや、単位時間では大いに差が付いている。
あっという間に読む速度は追い抜かされた。
だから、かーちゃんはかーちゃんなりの読み方を心掛けなくては。
ちょっといじけつつも、図書館から借りた本を並べる。
- 作者: 福井次矢
- 出版社/メーカー: 丸善
- 発売日: 2008/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 大野正和
- 出版社/メーカー: 労働調査会
- 発売日: 2010/02
- メディア: 単行本
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