Festina Lente2

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明日から娘は5年生

私が小学5年生の頃、何が楽しかっただろう?
木造校舎が建て替えされて、鉄筋コンクリートの3階建てになって、
高学年だけがそこに入れたのが嬉しかった・・・?
木の床の雑巾掛けから解放されたから?
でも、1年生の時の木造校舎から3・4年生の木造校舎に、
5・6年生の木造校舎をずっと通って給食室まで歩いていき、
給食当番で上の学年の廊下を歩く時だけが、
別世界だった学校の中。


建て替えは、コンクリートの中に閉じ込められたような気がした。
1階建ての木造校舎を平面に移動するのではなく、
垂直にビルの中を動く。そんなイメージが強い。
横への広がりから、限られた場所で上下に動く。
そんなイメージ。広々と動けているような、
世界が自分の周囲にあるような開放感から、
自分の周囲だけに世界が密着してくるような、
そんな息苦しさを覚えたコンクリート校舎への移動。
それが、私の小学5年生だった。


娘は放送部に入りたい、委員会活動を楽しみにしている。
高学年の特権だ。運動会で放送したい。なるほど。
音楽部に入りたい。合唱コンクールに出てみたい。
クラブ活動も楽しみにしている。上級生しか出来ないクラブ活動。
5年生は、快適だったプレハブ校舎から出て行かなくてはならないのに。
そう、4年生だけは広々とした仮のプレハブ校舎。
5年生はきゅうきゅうとした、暗い鉄筋の旧校舎に戻る。
それは気にしていないのかな。


娘はこれから自分ができる事を夢見ている。
5年生になったら出来る事を心待ちにしている。
私は、まだ続けなければならないことにうんざりしている。


仕事は貢献という気持ちでというけれど、
誰もしたがらない部分を押し付けられている隙間仕事の長は、
かっこよく言えばチームバチスタのリスクマネジメント委員会の長。
そんな雰囲気に近いか・・・。何でこれを?みたいな。
ありていに言えば、叩かれた時の備えに理論武装しておけよ的な、
枠組みだけは作って格好を整えておけ的な、
そんな仕事ばかりが増えている気がしてならない。

図解 ひとめでわかるリスクマネジメント

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齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学5年生

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私の本業からはどんどん遠ざかる。その精神的な疲労が、
やるせない徒労感が、ただの兵隊ではいられないはずなのに、
兵隊兼長を兼ね備えて動かなければならないアンバランスが、
(精神的に追い詰められることの方が、気疲れだけが増えて)
新年度の私から気力体力を奪っている。
そして、何がしたいかよりも、
しなければならないことからの逃避を夢見るという、
情け無い状況で、仕事にへばりついている。


したいことではなく、しなければならない事をするのがプロ。
わかっていても、ただただ辛い。
だから頭も上手く回転しない。
ちょっと負のループに入り込んでいるので、記事もアップできない。
私のパソコンは記事と打つと必ず真っ先に、「雉」と出る。
やれやれ・・・。


雉も鳴かずば撃たれまい。鳴いて撃たれてしまいたい。
そして休憩タイムに入ってしまいたい。
それくらいマイナーになってしまっている新年度。
モチベーションは依然として上がりません。
しなければならないことに黙々と専念できる精神力を支えるもの、
それはいずこ?
とりあえず、夜、1日30分の筋トレをした。プールで歩いた。
娘は基礎英語の?もラジオで聞くようになった。


静かな夜。
娘は希望に燃えて明日からは5年生。
眩しい眩しい我が娘。
かーちゃんは消し炭に火を熾している気分。
娘がいるからこそ、頑張れる・・・か。

「やる気がでない人」の心理学

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