やるせなき歯科

今日こそは悪くなっているブリッジの土台の一部、
1本の差し歯の土台が外れますように。
連休中の潮干狩りの後、夏日の直射日光と積もりに積もった疲労とで、
鼻の下から歯茎は腫れ、熱と頭痛を伴ってかなりばてた。
本来なら通院すべき所を、風邪の時のクラリスと
胃薬・痛み止めで乗り切った。
本来勝手にムコスタ・ロキソニン服薬はいけないんだろうけれど、
さすが抗生剤、2日も経たないうちにあっさり痛みとはれは引いた。

本日は歯科衛生士の実習が入っているようだ。
ここはそういう場所だと分かっていても、
喉の奥の王と反射の出るような所まで、
バキュームの管でつつかれて、気分としては今一つ。
されど、ここは我慢のしどころ。でも、とうとう手で合図。
もう、削っている歯の水を直接吸い取ろうとするのではなく、
喉の奥に落ち込んでいく水、口腔内に溜まる水を吸い取ってよね。

てこの応用？　口の中でバキバキ音がするのが怖い。
前回はあごが壊れるかと思ったけれど、
今回の受診までの3週間の間、前回ほじくり返されていたブリッジは、
必要以上に力が加わって緩み、思いのほかあっけなく土台が外れたよう。
そのせいなのか何なのか、腫れて熱を持ったのは？
とにもかくにも、再び根幹治療を始めるため、予約の取り直し。
これがまた、しない治療過の主治医に連絡を取るのが、1週間仕事。

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職場を離れて通う間、仕事を離れるという事がある意味
精神的なバランスになっている、ということもあるけれど、
何だかこのままでいいのか、これでいいのか、
生活の一部の通院・治療時間、それ以外の日常の時間。
自分の中の「健康」や「大丈夫感」が少しずつ不全になっている。
減ってきている、この現実。

一つ良くなると一つ悪くなる、この繰り返しが、
口腔内だけではなく体全体、生活全体で行われている感じ。
年老いていくということはこの滑り台をどれだけの速さで、
どんな風に滑り降りていくかということなのか。
もぐら叩きの自分の健康、自分の体。

今日わかったこと。
横向きやうつぶせ寝は歯によくない。
噛み合わせにも顎にもよくない。
私の歯は結構強く噛みしめている方。
だから、噛み合わせの違和感に、ある意味敏感。
人間の歯は従来一日の間に、たった7分間ぐらいしか
噛み合わせていないらしい。
食事時の咀嚼時、丸一日で7分間。それが、食い縛ったり、
歯軋りしたりしてしまうと、必要以上に歯に負担を掛けることになる。

私のにある筋は、実は細かい歯切の跡。
強く噛んでいる証拠らしい。
そして、虫歯じゃないのに削れてきたり、欠けたり。
結局痛みに悩まされる。冷たいものや熱いものが沁みる。
知覚過敏になってしまっている歯茎は虫歯ではないけれど、
虫歯同様の治療をしないと、痛みが治まらないかも。
とりあえずしみ止めを塗ってもらって様子見。
歯の磨き方に問題があるのかも。

磨かなくても磨いても、何らかの問題が出るわけね。
うーむ。困ったものだ。
週のなか日。痛む足を引きずりながら歩く、週のなか日。
どんどん口の中が今までの自分の感覚を失っていく。
自分の感覚が信じられなくなっていく。

TOOTH WEARと象牙質知覚過敏

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