リフレッシュ？

昨日歯科の帰り、少し時間があったので久しぶりに寄ってみた。
何処へ？　お誕生日リフレッシュなる割引葉書に釣られ、
駅ビルやファッションビルの中によくあるお店。
足ツボやリラクゼーション系の今流行の、
結構いいお値段を取るお店。
でも、足と全身と労ってあげたい気分だったのと、
思いのほか早くブリッジの土台が取れて、
歯医者が早く終わった安心感で、寛ぎたかったのが本音かも。

食べ物や着る物にお金が飛んでいけば、栄養になったり、
形で残るものになるというのに、こういう業界に貢いで、
何になるんだと思われる方もいるかもしれませんが、
体や足の凝りや痛み、だるさを運動だけでは取る事が出来ない私。
ストレッチも試みてみるけれど、なかなかねえ･･･。
そんなわけで、今日は滅多に来ないお店でリフレッシュ･･･？
足プラス全身という贅沢を試みることに。

足裏マッサージ、経験はありますか？
というよりも、自分で足の裏を揉んだり押したり･･･。
足の裏が疲れるという事を、不惑を過ぎてから知った私。
「疲れが取れない」という事が実感として年齢と共に押し寄せる。
夜中に足がだるくて眠れない、目が覚める、足が攣る、
そんな経験を妊娠中に知って、それ以降はもう･･･。

そして、今や足の裏が疲れるどころか踵が痛くて足底板。
支えがないと痛い時が増え、この先どうなるのだろうと不安。
肩凝りも足も左ばかりが痛い私。
おなかもそういえば左ばかり。胃も腸も･･･。
憩室炎も左の激痛から始まった私。
きっと何か関連がありそう。バランスが悪い左･･･。

両足裏だけで40分。（足首や脹脛も含めて）
それにしても、足がこんなに疲れていたとは。
それに、どうしてこんなに痛いの？
指で押して貰っているのに、あちこち痛い。
それに不思議なことにあんなに狭い範囲のはずの足の裏。
施術中、物凄く広い場所のように感じる。
足には沢山のツボが集まっていると言われているけれど、
本当に馬鹿にならない複雑な感覚が伝わってくる。
参ったなあ･･･。

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昔、とある中国映画。夜に主人が訪れると決めた妻の家には、
足裏をマッサージする専門職人が訪れて、
足台の上に載せた足を、棒のような物で叩いているシーンがあった。
金持ちの主人は複数の妻を持っており、そのマッサージ師が
リズミカルな音を立てながら施術する音が響くと、
他の妻は嫉妬し、本人は当の優越感に浸り･･･。
あれは、性感マッサージみたいなものだったのだろうか。
それとも、纏足をしている足をほぐして血行をよくするものだったのだろうか。
ふとそんな事を連想する。『紅夢』だったっけ？

肩もバリバリ、背中もバリバリ。パソコンやその他、
とにかくあちらこちらがバリバリ。
スポーツクラブに行くようになって自覚的な肩凝りは減ったのに、
背中や腕、足の脹脛には硬い硬い芯、しこりがあって、
押されると痛い。気持ちいい部分よりも痛い所のが多い。
困ったもんだなあ。
･･･そんなふうに思っている間に、あっという間に終わってしまう。
1時間半。体を横にして休憩。滅多に出来ない贅沢。

施術後、足の裏を触ってみたところ、健康に問題がある場所を、
メモしておきました、ご注意下さいと渡された紙。
あれまあ･･･。足の裏の絵にチェックが入っている。
「お体は全体的に左半身に疲れがたまっておられました」
左右の首、肩、食道、胃、十二指腸、腸。
赤チェックで腎臓・膀胱（腰）尿管。

親指の付け根は首、他の指の付け根は肩。
真ん中は腸、そして腎臓、踵の部分より少し上、
膀胱と腰だそう。
気になっている所はみんな書かれている。
自分でこの部分をマッサージしてみたら、
毎日少しは楽になるかしらん。

しかし、贅沢とは自分でできることと、
人にしてもらうことと、両方に分かれる。
足ツボマッサージや全身リフレッシュは、
たまに人にしてもらうからいいのであって、
自分でできる範囲は知れている････。
さて、今日の私、どれくらいリフレッシュできた？
今の仕事が一段落つくまで一週間。

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