凸凹コンビを比べてみれば

　　　　　　　（娘が今朝トッピングしてくれたピザ）

最近この2ヶ月、痛い足に体重を掛けないように、
上半身下半身のバランスが取れるように、
特に弱い肩や腕を意識しつつ、腹筋背筋を鍛えている。
といっても自分一人ではできないから、スポーツクラブのお世話に。
病院に行くのが嫌さに、忙しい時間を作っている。

真昼間から（予約をしていても）何時間も待たされるのが、
どれほど不安を駆り立てるものか。
精密検査をしろと言われ、しても大して結果は変わらないとも言われ、
念のためにして見てもいいのではないかと言われ、
病院の検診は当てにはならない。
そんなふうにさえ思ってしまう、思わされてしまった結果。

自分でも何の勢い弾みがついたのか、スポーツクラブに通った2ヶ月。
今日は、父の日イベントの一環で家族を招待して施設体験。
家人と自分を比べてみれば、・・・体脂肪はもちろん勝っている
ところが意外なことに、家人は慎重体重の割合からして、隠れ肥満。
体重の割に筋肉量が非常に少ないことが判明。
だから、体脂肪率の割合から見て、それほど大きな差が無いことに。

おまけに、体重差の分私の筋肉量のほうが多い。
持久力も無くすぐにばてる私だというのに、
この筋肉無駄についているのではないか、
単に体重を支えるためにこれだけ必要になったのではと、
かつての臨月の体重に恐れおののく日々を過ごしている私。
妊娠前から万年妊娠5ヶ月かと思っていたが、
娘を授かって10年余、万年臨月かと思える情けなさ。
ここで奮起せねば、後々恐ろしい。

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脳のなかの身体―認知運動療法の挑戦 (講談社現代新書 1929)

普段やっている筋トレ30分、やって見せるとさすがに驚かれた。
何しろ私に掛けられている負荷（重さ）をクリアするのは、
さすがに男性の家人でもきつかったようで。
2ヶ月少しずつ負荷を掛けてトレーニングしてきただけの事はある。
でも、低体温の私。もっと消費カロリーがあがってもいいはずなのに、
なかなかしぶとい「燃えにくいからだ」だ。

瞬間湯沸かし器の如く、プッツンと来ることがあるというのに、
体の反応は今ひとつ。
心が仕事に燃えにくくなってきているのと同様に、
更年期もあいまって、燃えない燃えない燃えにくいからだ。
動いても動いてもなかなか消費されない、カロリー。
けれども、わずかずつではあるが、運動したら汗をかく体に。

・・・職場に冷房が入ったから？　年を取って保湿どころか、
体内水分量が減ったから？　新陳代謝の悪さそのもの？
以前に比べて、汗をかかない体になってきている自分。
きっとデトックスじゃないけれど、排出できない部分、
捨てたくても捨てきれない心に鬱積した部分が、
贅肉になっているとしか思えない・・・。

というわけで、仲良くジムの機器を利用しつつ、運動。
さすがにプールまで入る時間は無かったし、
全部の機器を利用することも無かったが、結構疲れた。
いつもよりも長く説明しながら運動、土曜の午後は空いていて、
夜に通っていた時間帯のラッシュ時のような混み様が嘘のよう。
明るい日の下で運動することなど無いだけに、妙な気分。
幸い測定結果は今までに無く良好な私。
順調にスリムダウン、血圧もまあまあ、体脂肪も遅々たるものだが
確実に減っている･･･。
（しかし、これは定期的にちゃんと運動して保たれた結果、
　何もせずだらだら過ごすとどうなるか、後で身をもって知ることに）

おまけに背もたれにもたれるよりも、背筋をまっすぐにしている方が、
気分がいいことが増えてきた。これって画期的。
今まで背筋をぴんとしなくちゃと思っても、なかなかできない。
かえってすぐに疲れてしまうので、筋が寝入るの猫背と思っていた。
が、そうではなかったらしい。基本的に、筋力不足。
運動不足、体力不足。･･･単なる不摂生とも言う。
一病息災の家人、あちこちズダボロと言われている私。
何もせず、ボーっとしていることができるなら。
いやいや、そんな夢を見るくらいなら運動、運動。

（娘と半分こだが、今朝のピザのカロリーは･･・）

妊娠前の体重まで後マイナス4キロ、頑張れ自分･･･。
と言いたいが、結構長く続くこの山脈を、ほんの少し峠道、
休憩しているだけなので、油断は禁物。
それでもほんの少しだけ、家人に見直して貰った今日。
（運動するにもお金がかかっているんでるけれどね）
週末らしく仕事を忘れてすごした土曜の午後。

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