Festina Lente2

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歯科治療と鼻づまり

夏休みが終わったというのに、娘はまだ宿題をしている。
そして、宿題はともかくとして、まだ終わらないのは歯の治療。
本日歯内治療科、明日保存修復科と渡って歩く予定の私。
実はクーラーのせいか、少々風邪気味。
職場でもパソコンコーナーは冷房がきつく、
地下鉄に乗れば更に冷房が凄まじく、
幾ら暑いからといっても、部屋の中は冬で廊下は熱帯、
外に出ればじりじり焼かれ、皮膚がめくれ立つような気がする。
なのに、熱もなく体もまあまあ普通だが、風邪気味。
鼻炎だけ・・・だと思うのだが、鼻づまり。
それも右だけ。


今治療している歯、歯折ファイルを取る為にバイパス治療した歯は
右上なので鼻に近い。それも気になる。
元々、中年になってから副鼻腔炎に生まれて初めてなった時、
それは花粉症とあいまって、頭痛発熱鼻水鼻づまり、
耳は痛い、喉は痛いとあちこちに症状が出て面食らった。
歯科治療と職場のストレスで、匂いがわからなくなった時期、
時々急に嗅覚が衰えたかと思ってドキドキする時がある。
そう、以前のように安定した嗅覚ではなく、
匂いが良くわからなくなる時と、とても敏感に感じる時に
けっこう差があるから。


なので、右上の歯の治療がずっと続いていると、
鼻腔に影響は出ないのかといつも気になる。
歯の奥の炎症は耳鼻科から見れば、ばい菌が入った炎症が
副鼻腔で起こっている場合もありで、
いずれにせよ全く無関係と無視するわけにもいかない場所だから。
痛みや違和感は響く。
調子の悪い所が響きあって、違和感や痛みを連れてくる。
その繰り返しのせいで、この本格的な鼻づまりを感じると、
少々厄介だと落ち込む私なのだ。

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何らかの分泌物が鼻の奥に蓋をしている感じ。
姿勢の関係で立っている時はまだしも、横になると辛い。
綺麗に半分右だけが塞がってしまって、その結果、
歯の治療中のバキュームは、空気が鼻にも喉にも行かず、
酸欠になりそう、息が苦しくなる。
もしくは、薬剤の匂いがわからなくて不安になる。


普通調子のいい時は、病院の独特の匂いがわかる。
消毒薬の匂い。様々な薬剤の匂い。
地下鉄の中も、地下道も、駅も、それなりの匂いを発しているのに
夏風邪か鼻炎か、コーヒーも焼きたてのパンも、
全くいつもの匂いがわからないと・・・不安が募る。


折れた針が取れたせいか、がんがん奥までファイルが入っていく感じ。小さな歯なのに、奥の方の刺激が歯根膜を通じてなのか、
結構頭の中では響くように伝わってくる。
音も刺激も痛みを伴うわけではないが、振動と圧迫感、
がりがり削られているような音。
耳の神経に近いせいなのか、そこそこの音量で伝わってくる。


副鼻腔炎を繰り返しがちな人間の鼻づまりは、
結構影響力が大きい。酸素を取り込めないだけではない。
歯と鼻と連動して悪くなったりしないよね、
今までのこのパターンにまたはまったりしないよねと、
予期不安で一杯になってしまうのだ。



根幹治療はできれば即効で終わらせたい治療の一つ。
噛み合わせの調子を見るのは時間を掛けても問題ないが、
内部に感染が広がるか広がらないか、
ばい菌に負けないか、お薬が効いているか、
今まで治療時に感じてた薬剤の匂いさえもわからずに、
妙に不安になる私。
鼻づまりぐらいで、なんて気弱なと思うでしょ。


それくらいで動揺するくらい、毎日の生活が平凡なのねと。
当たっているかもしれません。
仕事、大切な仕事、生活の糧、仕事、
でも、遣り甲斐は今一つの仕事・・・。
仕事から逃げている大義名分、そんな気持ち、後ろめたさが、
真夏同様の長月の町のアスファルトに陽炎を立たせていて、
気持ちもユラユラ揺れている。
再び鼻づまりと共に、匂いが曖昧な日々。

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