出発前夜 - Festina Lente2

7時までに空港というのはなかなか難しい。
1時間以内で、というよりも確実に着ける、そんな場所。
家人宅に小荷物を持って籠っております。
荷物を調整しましたが、何か失くしてしまいそうな、
そんな予感がしてとてもじゃないけれど、怖い。
前回は、ドライヤーを忘れてきたし。

私、遠足の前日は眠れないたち。
明日から久しぶりに泊りがけの仕事だと思うと、
3日も4日も家を空けるかと思うと、ばくばくします。
自分は予定に流されて運ばれて、首を縦に振っていれば（？）
済むことですが、残された家族の食事は？
家の中は？　娘が自堕落ぐうたらに過ごすのはともかく、
（水泳とピアノのレッスンは行くだろうが）
もう、何だかどうでもいいけれど・・・。

毎日同じ服を着ることは耐えられないし・・・。
かといって、かさばる物は。
旅行会社が寒いと言ったので、気になって仕方が無い。
屋外での作業が無いことを祈るばかり。
作業？　私は一体何をしに行くつもりだ？
・・・混乱しております。
今までに無い経験、パターンで動くので。

周囲からは「それは珍しいね」と言われています。
本当に・・・、自分でも情けないくらいそう。
でも、まあ、父祖のルーツに近い場所に行くのだから、
その辺は安心。言葉はわかる。って、どんな田舎よ！？
普段歩かないところをウロウロするだけで、緊張？
いやいや・・・、早く荷造りして寝ろ・・・。

（結局次の日は2時間余り寝たかねないかで出発）

普段しないことをすると、この有様。
海外旅行に行く方がもっと大胆だったじゃないか、私。
言葉もわからない所に、一泊分の宿と、行きのチケットだけ持って。
・・・若かったのね。まあ、つまり。
仕事絡みじゃなかったし。
というわけで行ってきます。