Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

ジェットコースター日和

既に広い亜細亜街道を踏破して、体はウォーミンウグアップ済み。
昨夜のうちに遊園地のめぼしい乗り物位置は把握済み。
そういうわけで、昨夜乗った室内のジェットコースターもどき遊具、
スピード感溢れる遊具も再度乗りに行った。
なんてったって1日パスがある。
スピード系を中心に、園内を行ったり来たり。


かつての思い出、ベビーカーを押すどころか、
今や親を置いて、どんどん走って行ってしまうくらい元気な娘。
良かった、11月寂しい思いをさせた分は少し埋め合わせできたかな?
家人と二人並んで歩く姿に、大きくなったなあとカメラ係は嘆息。
昨夜乗ってみて楽しかったものは再チャレンジ。
時間を有意義に過ごそうと、夜よりも人の多い遊園地を縦横無尽。

  


実は園内には劇場もあり、ミュージカルまがいの舞台がある。
しかし、それを見ていると遊具に乗れない。
座って休憩するほどのことも無い、手ごろな広さの園内。
ほんの少し興味があったのだが、今回はばっさり切り捨てた。
スリル満点遊具に夢中の娘の、興味・関心優先。
親子3人でこんな風に遊べる機会は少ない。


昨夜娘にジェットコースターの楽しさを教えてくれた、
短くても迫力満点のレディバードコースター。
これも昼間乗ってもやっぱり結構スリルがあった。
キッズコースターよりも遥かに揺れる。
カーブの時に体が左右に飛んで行きそう。
え? それは体重が大きいかーちゃんだからこそ?

  


遊び疲れてランチまでにちょっと一服。かわいい動物達の顔が、肉まんに。
様々な餡が入っているけれど、とりあえず一匹だけ購入。3人で分け分け。
むろん、ランチバイキングに向けて胃袋を確保しておく為。
ここでおやつを食べ過ぎてはいけない。
それでも、試飲ができるワイン、ここだけで売っている日本酒、
美味しそう・・・。ほんの少し、家って帰ろうかな。

  


娘がもっとも抵抗を示して乗らなかったのは、パイレーツ。
でかい船が振り子のように揺れるものだ。
あれは下がる時に無重力状態になって、なかなか気持ち悪い。
下半身がスースーするような妙な気持ちになる。
反対に乗りまくっていたジェットコースターはビバーチェ。

 


こうやって遊具の名前を見ていると、それなりに面白い。
どんな乗り物か内容に執着していて、余り名前なんて気にしていなかった。
それが子供の頃の実情だったけれど、こうして大人になってみると、
今にして思えば、その名前の背景にあるものが見えて来て、
ああそうだったのかとうなずける。
スペースシップ、アドベンチャーシップ、スカイサイクル、
ファンシーフライト、レインボーバンディット、などなど、
殆どの乗り物を踏破したが、娘の記憶にはどれが残るのだろうか。


調子が悪くて遊べないと思っていたバトルビースト、
何のことは無い、暗闇の中で動く標的を撃つことが出来るかどうか。
かーちゃんが一番点数が低くて、あんまりエイリアンを倒せなかった。
エストレイカーは偶然乗り合わせることが出来て、
遊園地からホテル側まで、運河をしばし貸切の船旅。
ミコノス島の景色を模した白い建物たちを眺めながら、
亜細亜街道へのエスカレーター下へ到着。
最後のランチバイキングに舌鼓を打ち、午後からのパレードを見に戻った。




夜と打って変わってお客さんも大勢、賑やかな昼のパレード。
でも、幻想的な夜のパレードの方が、やっぱり好きかな。
昼は雪の代わりにシャボン玉を飛ばしながら、御姉さん達、
やっぱりスーパーボールを投げている。
昨夜で満足したのか、今回は消極的に拾うことさえせず、
眺めるだけで満足していた私たち?

    

  


いえいえ、あまりの子供の多さに、ゲットするどころか。
賑やかにパレードを見送ると、帰る時間が頭の中に点滅。
もう少し、ここで楽しみたい。
異世界、異次元、別世界、非日常、遊園地の世界で。
せっかく親子で貴重な休日、あともう少しでお終いなんて・・・。

    


幼い娘はジェットコースターが苦手だった。
私自身は普通だったが、昔の交通事故の後遺症のため、
振動が強い遊具は頚椎に負担が掛かるので避けている。
しかし、ここはニューレオマワールド
かつて一世を風靡したエキスポランドのジェットコースターや、
長島スパランドのそれとは格が違う。
怖いけれど知れている距離の「短さ」なので、
あっという間に終わってしまう。
ジェットコースター初心者にはお手頃だ。
それでも、かーちゃんは一度乗れば十分。


娘は違った。
ジェットコースターに目覚めてしまった。
こんなに楽しくてスリルのあるものなのねーと、
ツボにはまってしまったらしい。
2度目は私たちにもう一度いこうとせがみ、
3度目は家人と2人で行き、4度目は自分1人で乗りにいった。
たいした進歩である。


バスが出発する15時半まで、ランチバイキングを除いて
我が家は乗り放題。土産物も買わない、朝寝もしない、
今日は温泉ではなくて、快晴の冬空の下、遊びまくり。
讃岐富士を観覧車から見下ろして、打ち止め。
遊園地三昧を締めくくるという豪華な一日。
ぎりぎりまで遊び、出発バスに最後に戻った私たち。
来る時とは異なりみんなお昼寝しながら戻るので、バスの中は静か。
再び鳴門大橋を渡り淡路島で休憩し、混雑した道路を迂回しつつ、
日曜の夕方を新大阪までバスで戻る。
何故か出発時の昼食と同じように、夕食を今回は京都ラーメンで締めくくり。


我が家にしては全く珍しい遊園地と温泉、プールの休日。
全て込みで各人諭吉さん1枚半、安上がりで豪華な休日でした。

セピア色の遊園地―君も行った、僕も行った、あの遊園地・レジャーランド

セピア色の遊園地―君も行った、僕も行った、あの遊園地・レジャーランド

大人の遊園地

大人の遊園地