正月料理の後は - Festina Lente2

帰省と初詣を済ませて、今日からは普通の日々、日常。
と、意識の上から働きかけないと何かとぐうたらしたがる自分、
叱咤激励は難しい。他人に厳しく自分に甘い私。
幾ら仕事を休みたいからといって、本人の根性が染み付いたのか、
軟弱極まりない私の歯。
今年の日常の話題がここから始まるとは・・・。

朝、食事をしながらいつものようにチーズを齧った。
パンにチーズに紅茶。普通の朝食。
？　何だか変。
それは、正月中から微かながらぐらぐらしているような、
・・・気がしていたけれど、気ではなくて、実際？
でも、痛みも何もなかって筈なのに？
それも、治療していない左側の上の歯が、
左上の差し歯が取れた。

見てびっくりしたのには、白い差し歯が入っていたのではなく、
前から見て見苦しくならないように、前面が白で背面は金属、
全然知らなかった。もういつ入れた歯なのかも記憶に定かではない。
でも、この3年間、右上の何本もの歯を治している間、
ひたすら左でかむことが多かったので、片噛みの負担が大きかった、
そのせいでぐらついてきたとしか思えない・・・。

餅を食べたわけでもなく、硬いものを齧ったわけでもない。
チーズ、それも上等のものでもなんでもない、普通のプロセスチーズ。
それが、私の口の中から正月気分を吹き飛ばす。
また・・・、歯が。今年もこの話題で終始するのか？
そして愕然としつつも、食い気に走って、朝食を終えようとすると、
「強めの接着剤で留めて置きますね」と言われていた、
根幹治療を終えた右上の歯の、ブリッジ予定部分の仮歯が取れた。

もう何度取れたかわからないくらい取れている右の仮歯。
そして、今まで装着したと取れた記憶の無い古い差し歯。
差し歯と思っていたけれど、銀歯にならないように見える部分、
白くしていてくれたのだと知ったのは、今。
今日初めて取れた、左上の差し歯。
一日にして２箇所も外れる？　年の初め？

そりゃね、心臓と同じで歯も休みが無いけれどね。
三度三度の食事が食べられるのは歯のお陰、わかっている。
歯は口は見える内臓。休んだら栄養は全身に行き渡らない。
仕事休みが欲しかったのかもしれない。
私、そんなに自分の歯を酷使しているのかと、
人様よりも酷使しているのかと不安になるくらい。

それにしても、休み明けから「休み」を、
いや、「休みたい」を歯から宣告された私。
今年もこの話題で終始するのは・・・避けたい。