痛みの中で留守番
腰痛で何も出来ず、どこにも行けず休んでいる。
仕事関連で出かけるボランティアの打ち合わせも、
個人的に勉強している心理学関係も、
どちらも出かけることは出来なくなってしまった。
むろん、子供と一緒に出かけることも出来ない。
昨日の中腰掃除機を掛けていた際、ギクッという痛みの後、
何とか予定通り出掛けて赤塚不二夫展をこなしたものの、
帰宅途中からますます傷みは強くなった。
帰り道で久しぶりに整骨院に行った甲斐も無く、身体はだるい。
風邪を引いているわけでもないのに、(そのはず)
体のバランスが取れていないので、気分が悪い。
家人は昨夜から気分転換用に常日頃からダウンロードしてためている
懐メロアニメ主題歌を聞かせてくれたが、聞きたい気分ではない。
気分の問題ではなく、実際に体がしんどいのだ。
寝て少しからだが楽になったかと思ったが、起きると身体の感覚がおかしい。
パソコンに向かう気力も起こらない。
いつもならもっと空腹になるはずなのに、お腹もすかない。
肩も胸も背中も何だか圧迫されて苦しい。
最初に痛いのは腰だけだったはずなのに、
身体全体が中心からずり落ちていくような気分の悪さ。おかしな感覚。
仕事の出来ない人間は体調に左右されるから使い物にならないよね、
そんなふうに天井から押し潰されそう。
娘と出かけるとーちゃんが、ご飯作るのもしんどいだろうからと
宅配寿司のパンフレットを置いて行ってくれた。
でも、このメニュー、平日ランチ用だ。今日は使えないよ。
それにお腹が空いてきたらランチタイムは終わっているし。
仕方なくネットを立ち上げ、滅多に取らない宅配ピザを頼んでみる。
ハーフ&ハーフに飲み物がサービスで付いてくる。
頼んで30分以内に玄関のチャイム。早い・・・。
火傷するほど超熱々と言うわけには行かないが、十分熱いピザを頬張る。
口では美味しく感じるものの、すっきりお腹に落ちていかない感じ。
腰から圧迫感が強い左腹部が、胃が、何となく気持ちが悪い。
お腹がすいているのに気持ちが悪い。
この異様な感覚、身体のバランスが壊れてしまった気持ち悪さを、
どう表現したらいいのかわからない。
- 作者: セオドア・グレイ,若林文高,ニック・マン,武井摩利
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家人と娘今日はどこまで行ったやら。
娘と楽しもうと兼ねてから目を付けていたこの本、
せめてもの慰みにと自分で買ってきた美しい図鑑、
最近話題になっている原素図鑑を眺めてみるのだが、
あにはからんや、ちっとも頭の中に入っていかない。
せっかく大枚はたいて(大袈裟!)買ったのに、何ということぞ・・・。
この美しい面白い世界と解説にのめりこむことが出来ないなんて。
背中も腰も肩もおかしい。この状態を何としてくれよう。
じっと寝ている時音楽や読書が気分を紛らわせてくれるものなのに、
痛みや心もとなさが先立つと、気分転換が出来ない。
激痛でもなく、微痛でもなく、中途半端な痛みの連続が、
次第に体の可動域を奪っていく。
背中まで響く痛みが肺や肩を締め付ける様で、気だるさを通り越し、
やる気や根気、頭の中で組み立てる土台を緩ませ、
神経がぱさぱさになって乾いていくような、途切れ途切れの鬱陶しさ。
体が心と繋がらない。痛みがドンと体を縛りつけ、
体を筋をねじれさせ、目に見えない何かが自分を雑巾のように、
静かに絞っていくようだ。この痛みに苛まれていく感覚、
気分の問題じゃない、気分では解決できない。
背中がぽきぽき言って、血が通わないような感じ。
どうしたものか、どうしたらよいものか。
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