Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

今年も花粉症

久しぶりに近所の耳鼻咽喉科
いつも混んでいるので避けたかったのだが、背に腹は代えられぬ。
水のような洟水、左鼻の奥の痛み、左耳の痛み、頭痛、熱感、
尋常ではない身体のだるさ、花粉症でなければ何? 
風邪の筈がない。関節がだるくても、
インフルエンザの予防注射を受けていなくても、風邪の筈がない。
一昨日から手持ちの薬と飲んでいても、効いているのかいないのか。
もしかしたら、手持ちの薬、古かった? 
うーん。自信がなくなってきた。


バス停でぼーっとしていると、情報処理担当の若き同僚、
すばやくクリニックのネット検索、待ち時間24分、8人待ちだそう。
終点の駅までいつものバスを乗って行って、診察室に駆けこむ。
新しい薬を貰った方がいいかもしれない。
2月は家人や職場のこともあって、気も張っていたのか。
例年よりも多い花粉が花粉がと言われれながらも何の症状も出ず、
安心していたら、そうは問屋が卸さなかった。


弥生の声を聞いた途端に、洟水と頭痛と眩暈のするだるさと熱感、
時期遅れのインフルエンザ? 
どんどん不安になるほど身体の節々が痛い。
でも、私の鼻を覗き込んだ先生は笑いながら
「典型的なアレルギーですね」。
この先生は結構短気だったが、開業して10年余り、
ネット予約で集客数(患者の予約状況管理)が安定しているのか、
お年を召されたのか、随分穏やかになった・・・。


薬局に行って更にびっくり、ゾロ薬を薦められた。
別にジェネリック、いわゆるゾロ薬を軽蔑しているわけではない。
でも、今まで薦められたことは無かった。
安価に先行薬と同じ効果が得られるならばありがたい。
しかし、その価格差に驚くと同時に、医師の処方箋があるのに、
医師と相談するのではなく、薬局と相談の上、
安価な薬に変更できるという事実に驚いた。
医師のその場での説明ではなく、薬局・薬剤師と患者の問題。
でも、あちこちのブログ記事で、看護師が先行薬を選ぶのは何故?

あなたの知らない 花粉症の治し方

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花粉症がラクになる

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結局出されたのは目薬、メインター点眼液。これは鼻にも結構効く。
どう考えても諺どおり「目から鼻へ抜ける」ではないけれど、
薬液は流れていっているとしか思えない。
いつも貰うジルテックフルナーゼ
これらのゾロ薬、ジェネリックは最近出たらしい。
薬剤師さんは笑顔で、「花粉症がなかなか治まらず、
長期服用だったら安くなるから考えてね。」と言う。
そうか、最近はこんなふうに薬局に言われるようになったのか。


そういえば、ここの先生にも別の先生にも沢山ダーゼンを出された。
でも、それはさっぱりも効かないと証明され、最近お役御免に。
昔は山のように歯科で出されたケフレックスも今では見ない。
MRSAに関連してらしいが、私たち素人には分からない。
最近では安易な抗菌剤抗生剤投薬は御法度だ。
耳鼻科でなくても薬の効かない症状が増えているらしいから。


というわけで、この先生も昔は何にでもフロモックスを出していたが、
マキシピームとセファメジンは駄目という私の言葉に、
昔では考えられないくらい慎重だ。メイアクトもやめよう、
その他の抗菌剤も出さないと言う。
あれまあ、別の系統は出さない? 随分慎重だこと。


憩室炎の2度の入院中、セフェム系の静注で必ず薬疹が出た私。
30代の頃、山ほど飲んだフロモックスが元凶だと思っている。
どの科に行こうがいつでもフロモックスが出された時代。
他の抗菌剤を見なかったぐらい。
薬の組み合わせは何かの流行のよう。
でも、体には出来るだけシンプルな方がいい。
副作用が出ないように。負担が掛からないように。
肌も胃も荒れずに済むように。


あれこれ思い出している間に、薬局でやっと薬を貰い帰宅。
昔のように診察が終わった後薬が貰えたら、早く帰れるのに、
調剤薬局に出向いて待って、それから帰宅。
本当に時間が掛かる。
それでも、1キロ以内に調剤薬局が3つ4つあるのだ。
愚痴は言うまい。
バスで行ったり来たりだから疲れているだけ。
気を取り直して、弥生の2日。ジルテックの夜。

ジェネリック革命―国民が薬を選ぶ時代へ

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今日のジェネリック医薬品 2010-2011

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