焼き肉ランチとティータイム

（ティータイムの写真を載せました）

かーちゃんは体調がすぐれない中、掃除洗濯をしているのに、
ねくたれている娘よ、世の中、日が高いのだぞ。
とーちゃんは本日より新しい主治医に診てもらう日。
病院が終わり次第やって来る。されど、遅々として進まぬ、
掃除洗濯・・・。埃っぽい春の掃除。年度末の積み残し。
職場同様家の中も片付かぬ。どっちつかずの生活。
眠れず食欲も無く、体調すぐれぬ中、一病息災、いや、
一病骨折なれど息災な家人が、お腹を空かせてやって来る。

若くて元気な娘と、普段単身赴任で1人暮らしの家人、
最近は残業続きでろくに料理も食事もできていない私。
疲れ過ぎて、食欲無いんですけれど、君たちのランチの要求は、
「焼き肉が食べたい！」ですか。
・・・お腹は空くのだけれど、作っているうちに食べたくなくなる。
だからなるべく油ものはしない。あれは確実に料理しているうちに、
油に当たって気分が悪くなってしまう。
だから、みんなで焼き肉ランチと・・・。

ところが近所の焼き肉チェーン店。夜からしかやっていない。
あれ？　いつからこうだったんだろう？
換気扇の音が低周波になって高速道路の壁から跳ね返ってくる。
それくらい凄いファンを回していたのに。
あてが外れてうどん店に、というのが前回の通院日。
今日は娘が友達から聞いてきたという焼き肉店へ。
・・・運転は私。ううう。

ここも、閉まっていました。行く所行く所、2ヶ月続けてアウト。
家人は少々おかんむり。でもねえ、焼き肉ランチなんて、
私は食べないから情報が無いんです。
うーん、肉料理は高価だからそれなりの店に行かないと、
大抵は夜の焼き肉バイキングの店が多くて・・・。
かわいい小鳥なら口をパクパク開けている姿もかわいいけれど、
君たち・・・。あのねえ、普通のランチじゃいかんのか。

仕方が無いので、車で通ったことのある道沿いの店へ。
通りすがりに見ていただけで評判のほどは知らないけれど、
ぎりぎりランチタイム終了間際に駆け込んで、食事。
それでも家族はミニステーキランチで満足してくれたよう。
晩に焼き肉！　というほど贅沢はできない。
それに家人も私も焼き肉バイキングが食べられる年齢でもない。
そこそこで満足できる。たぶん娘を除いて・・・。

・・・かーちゃんは、何も考えずに泥のように眠りたい。
でも、疲れ過ぎていて眠れない。
かーちゃんは晩御飯を作る。料理はイヤじゃない。
でも、とてもしんどい。この年度末年度始め。
仕事のことを考えると胃が痛い。
楽しむ余裕が無い。今。仕事の書類をあれこれ考えながら、
時間だけが空しく過ぎる。頭が働かない。
みんなが満足したご飯は、かーちゃんの心と体を支えるには、
少々役不足、ということは、みんなにとってもそのはず。

とーちゃんはかーちゃんの車にガソリンを入れて、
窓ガラスを拭いてくれた。娘は皿洗い。
それで十分なお手伝い。入浴する元気も無く、
（風呂は体力を奪う）夜が更ける。何もせず、眠りたい、
でも、家の中には食べたい人達がいる。
夜桜を見たい、昼間の桜を見たい。
○○を食べたい。そう望む家族がいるから、頑張れる、
はずなんだけれど、体が重い。体が動かない。

その後お茶はかーちゃん好みのコーヒー店へ。
ケーキセットは、美味しかった。
入り口の百合の香りはむせるばかり。
コーヒーの香りに負けず劣らず。