Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

食欲が仕事の活力

今日の出張は営業を兼ねるのだから、こちらの要求は伝えなければならない。
しかし、慣れもあり、ある程度の状況も把握済、交渉しやすい。
もしかすると、今年こそはかなり動くのではないか。
リアクションを引き出すことが出来た感触、手応え。
いい結果が返ってくればいいのだが。
年内には無理でも来年に繋がるのであれば、それはそれで構わない。
営業とは「今すぐにだけ」を追い求めていては出来ない。
細いパイプをいかに太くしていくか、そういうことも大事だから。


ルーティンワークを離れて、融通の利く仕事で手応えがあると、
さすがにウキウキする。それでなくても昨日の今日。
クレーム処理にうんざりした昨日のご褒美と思えば、心も弾もうというものだ。
昨夜など、帰宅すると頭ががんがんして、どうしようもなかった。
血圧が上がり、脳の血管がぶち切れたかと焦るくらいのしんどさ。
もしくは心不全でも起こるではないかと思うくらい動悸、胸の痛み。


泣き喚く、理不尽な要求を続ける、理性では対応できない感情的な言い分。
何よりも自分に非がないと100%主張する人間に対して、
一般的な判断や結論を延べ伝えても納得するはずもなく。
昨日の徒労から少し距離を置くことが出来て、ほっとする。
そんな私を支えてくれるのは、食い気。
食べられなくなったら仕事は出来ない。
食べたいという気持ちが動く時、復活のチャンスはある。
食べられなくなったら、それはダウンの印。

賢者の食欲

賢者の食欲

空の食欲魔人 (白泉社文庫)

空の食欲魔人 (白泉社文庫)

 



まずは、さすがに昨日今日、食欲もなく鬱々と過ごしたので腹ごしらえ。
梅田はインド料理の老舗、アショカで平日のランチ。
割引チケットがビルの入り口にあるので、それを持参して飲み物ゲット。
香辛料の効いたどろりとした腹持ちのいいスープ。本場の味、暖かいナン。
サフランライスに揚げ物・炒め物、サラダ、豆のカレー。
どれもこれも多少凝ったぐらいでは出せない味。そしてヨーグルトにチャイ。
出てきた時は食べられるかなと思ったけれど、ぺろり。
(さすがにナンのおかわりはせず)
カラフルな砂糖でコーティングされた茴香を口に含んで出張先へ。
お陰で交渉は○。


毎日残業3時間余り拘束される日々から久々に解放。
久々の市内への出張。直帰出来る予定が嬉しい。
昨日のダメージを取り戻すべく、マッサージ30分の至福。
「慢性疲労著しい」と嘆かれた首・肩・背中。そりゃそうでしょう。
2週間にも渡ってクレーム処理に携わっていれば、普段よりバリバリ。
ルーティンワークに加わる突発的な事項の処理。やってらんないよー。


    


そして何よりも心を和ませてくれたのは、雨模様にもかかわらず、
久しぶりに家人と待ち合わせて軽めの夕食。
スペイン料理のバルは美味しい。


  


仕事帰り、北と南に別れゆくも、とーちゃんありがとう。
軽く1時間懐メロカラオケ。泣くに泣けないクレーム処理と営業と、
日々は食と家族に救われて暮れる。胃袋は脳のストレスを減らす。
お粗末様の毎日。そんな1日。

残るは食欲

残るは食欲

気分転換のクラシック

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