Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

手の甲にも汗の粒 

朝5時半の窓の外の景色が既に眩しい。
というか、暑そうに見えるのが溜まらない。
はい、暑くてしんどくて倒れて寝て、起きたら3時という。
高齢者というほどではないが、望まぬのに早朝覚醒
この生活、確実に睡眠不足。


家人が病になってから過覚醒の時期が長かったが、
そういう軽傷鬱的なものなのか、更年期の症状なのか、
単なる中高年の睡眠障害、それとも至極単純に暑苦しいだけ。
馬鹿馬鹿しいほど暑い猛暑日の夜の影響。


どれをとってもいいけれど、とにかく十分ぐっすり眠れない。
私の部屋にはクーラーはない。
節電の叫ばれる今日この頃、毎年エコな生活を送っているが、
玉のような汗をかいても痩せることが出来ない。
朝っぱらからパソコンに向かっている不規則・不健康きわまりない
花金の朝。本日の予定はてんこ盛り。
ああ、今日も一日乗り切れるだろうかと、朝飯前から心配。


朝方、心配した通りかんかん照りの太陽の下を、出張。
日焼け止めなんて気休め、歩いた歩いた。
でも、まあ足で歩いて確かめて何ぼの所もあるから、
営業外回りの出張というのは、それなりに得るもの大。
写真やパンフレット、話だけではわからないことが沢山ある。
記憶に刻み付けたはずのことも、抜け落ち、変化し、
双方の経年変化をかんがみずして、これから先の関係を語ることは出来ない。


水もの、偶然、ご縁があれば、ご期待に沿えるように、内々に、
色んな言葉の影に情報をやり取りする、本音と建前の応酬。
カモフラージュ、演出、見せ掛け、わかっていてのお付き合い。
接待と言えるほどではないにしても、何を伝えたいのか、
何を分かち合いたいのか、探り合う中で言葉のやり取り。


炎天下、6月とは思えないほどのバカ暑さ。
何故、この場には殆ど男性しかいないのか。
一体どういう関係で、立場で、殆どが男性ばかり?
とはいえ、いちいち問いただすわけにはいかぬまま、
この手の出張に時間を割く、その意味を振り返りながら、
何を得ることができるのか、考えながら。


ただただ炎天下、歩き続け。朝から夜まで。
夜にはナカノシマ大学が待っている。
久しぶりに知的な冒険を、ミニトリップを楽しもう。
だから、頑張れ頑張れ。駅までもう少し。

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“検討します”を言わせない営業術

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