Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

新しい大阪名所にて

娘をピックアップするはずの地下鉄梅田駅。予定を1時間近く過ぎて集合。
こともあろうに財布を忘れ、運賃が足りないとスルッとkansaiのカードを見て、
予定の電車に乗るのを躊躇した娘、結局カードで入場、足りない分は改札口で
お金(新しいスルッとkansai)を手渡すことで解決。
こういう時、ケータイがないと不便。でも、家人に電話してきただけマシ。
すったもんだの挙句、新しくなったJR大阪駅に到着。


JR大阪駅北側の新駅ビル(ノースゲートビル)に向かうJR線路の真上。
「JR大阪三越伊勢丹」と専門店街「LUCUA(ルクア)」に向かって歩く。
ここは時空の広場というらしい。
昔懐かしいCMを思い出させるような、金銀の時計。


    
  


いずれはJR大阪駅のホームの今までの屋根は取り外されて、私たちが立っている、
この写真の場所から直接電車が見渡せるようになるのだとか。あらまあ。


    
  


阪急沿線界隈の赤い風車が彼方に見える。
こんな風にあの観覧車を見ることになろうとは。
新しい商業ビル、上層階に上っていくエスカレーター。
ちょっと宇宙ステーションに上るような感じ。
こじゃれたお店、ファッションビルの外装。
和歌山観光のお姉さん。熊野詣の衣装でアピール。


    
  


ブロ友の記事を見て、一度は来たいと思っていた新しくなった大阪駅
でも、連休の人出を思うと想像するだけでダウンしそう。
今頃なら見物がてら出かけても大丈夫かな、新しいお店でランチも兼ねて。
そんな目論見が、娘の遅刻で儚く潰えた土曜の昼下がり。
レストラン階は出遅れた私たちにとっては、訳のわからないほどの混雑。
どの店も満杯。行列してまで食べたいとは思わない。


結局以前からあるデパートが、サウスゲートビルと呼ばれるようになり、
そのレストラン階に開店したシンガポール料理店でバイキング。
並ばずのんびりランチを楽しむことができ、奥の席で、景色も上々。
今まで見慣れた大阪・梅田界隈の高層ビル街を背中に、異国の味を楽しんだ。


    
  


その後、本日の本命。これまた新しくできた映画館で『スーパー8』を鑑賞。
この映画に関してはちょっと期待しすぎだったかも。感想はまた後日。
先週見た『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』の宣伝がど派手。
こんな大きな頭蓋骨。おまけにまあ、デコっちゃって。
この飾り立て方が、海賊映画のコンセプトをよく表している。

  



映画会社3社共同で作ったシネコンは、従来のポイントカードが使えないのが不便。
それでもまあ、座り心地のいい新しい椅子と11階から見える景色を堪能。
高層駅ビル、ただでさえ東京よりも緑が少ないと言われている大阪。
その殺伐感を和らげようと、新しいファッションビルは出入口付近の壁面が花模様。
そして、この映画館のある階では、ささやかながら花や木で緑を演出。
「和らぎの庭」といえるかどうか。おまけに最上階に庭園(農園)があるという。


  


再開発という言葉を象徴するように、ガンガン建築中という熱気を感じさせるクレーン。
そんな高層ビルからの景色を激写? する娘。
君が年頃になる頃にはこの再開発は終わっていて、
新しい大阪の街を闊歩するようになるんだね、誰かと。
そんなことを想像しながら楽しいような、寂しいような。


    
  


真夏を思わせるような午後、お茶の時間はとっくに過ぎているというのに、
カンカン照りのこの暑さは・・・。梅雨明け宣言はまだだというのに、
6月だというのに、この猛暑、この日差し。
熱気の中けなげに咲いている花たち。このビルの上で、思いもよらぬ場所で、
人々にささやかな憩いを与えている。
子供たちはもちろん小さなせせらぎを見逃しはしない。


    
  


この上に、更に天空の農園があるという。
この先、14階まで上がるのに水分を補給を促す注意書き。
商魂逞しくコンビニが鎮座まします階段前。
農園まで、エスカレーターもエレベーターもなし。
これは結構きついかも。非常階段よりもましとはいえ、
炎天下の照り返しのある壁面。杖をつく家人は当然ギブアップ。
この階で休憩するという。さもありなん。
ここはやっぱり行かざるを得んなあ、娘よ。
せっかくここまで出向いてきたからには。
というわけで、この次の記事はビルの屋上農園です。


    
  

大阪のぞき

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るるぶ大阪'12 (国内シリーズ)

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