Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

山崎・大山崎にて(鉄路のある風景)

一昨日(7/31)に訪れた山崎の地は、現在「大山崎町」という。
住所は 京都府乙訓郡大山崎町円明寺小字夏目3
二つある駅は、片方は私鉄、片方は旧国鉄
阪急京都線大山崎駅。ここは町立歴史資料館に最も近い駅。
ホームには娘が行きたがるような、百鬼夜行展のポスターが。
(『ぬらりひょんの孫』のファンなので、当然百鬼夜行に興味津々)
駅のトイレが豪華なしつらえ、外見にびっくり。


    
    


京の蛙大阪の蛙、ゆるきゃらの繭麻呂(まゆまろ)君、ラランちゃん? 
などとお別れして、町の歴史をおさらい後、歩くこと10分余り。
JR東海道線山崎駅前にて、ランチ。
1階はパンや、カフェ、2階は雑貨や、その実体は・・・ビジネスホテル。


    
  


さて、このJR山崎駅大山崎駅と同様に京都府だが、
サントリー山崎蒸留所まで大阪府島本町との境を越えていくことに。
駅舎は京都府内、敷地の一部は大阪府三島郡島本町山崎、
ホーム上に府境があるという、実に変わった土地柄、山崎。
なるほど歩いていると、関大明神などという神社があるので、
この地に関所があったことは間違いない。さすが古来からの交通の要衝地。

知る人ぞ知る、鉄道ファン、鉄ちゃんが良く写真を撮りに来る場所だそう。
なので、素人の私も随分電車が通るなあと思わずシャッターを切ったので、
今回、珍しく鉄道写真? いわゆる「鉄路のある風景」が多かった。


      


駅斜め向かいの妙喜庵には国宝の茶室待庵があるので、
千利休らしき人物がポスターに。その横には、秀吉ゆかりの千成瓢箪も見える。
利休は秀吉に詰め腹を切らされたというのに・・・。
それはともかく、せっかくなので「山崎を行く、その3」には、
普段私が取らない電車の写真も載せましょう。


    
    


貨物列車を見ることも少なくなった昨今、家人は喜んでいました。
えーと、何故「桃太郎」?


  
    

入道雲の似合う、旧街道沿い。レトロな雰囲気が漂う道筋にも、
モダンな装いのおうちが。思わず、パチリ。


  


サントリーとアサヒを行ったり来たりした今日、行きは阪急、
帰りはJRでと、電車が来るのを待っている間に、
その素敵な雰囲気のビジネスホテルの1階パン屋で買い物。
お洒落な店でしょ。行きしな目を付けていたベーグルは売り切れ。
残念。他のパンを選び直し。


    
  


大阪にいる私たちが、このビジネスホテルに泊まることはないだろうけれど、
ちょっとひなびた女子会でもしたい雰囲気、隠れ宿にしたいような。
ホテルデュー大山崎、カフェはtabitabi。
そして雑貨屋から覗いた山崎駅


  
  


駆け足の1日旅行も、夏の日は高く明るい。
美味しくのんびり過ごしたために、疲れも余りなく帰路に着く。
良い一日をありがとう、山崎の地。
もっと歴史を学びに、いずれまた。

        

利休 茶室の謎

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