Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

再び魚崎郷へ

(写真はクリックすると大きくなります)
久しぶりに蔵開き。スタンプラリーは2種類行われていて、
団体客が観光バスで乗り付け、エライ騒ぎになっていた。
だから、想定していたような素敵な景品はなくて、何だかがっかり。


  


でも、まあ、ここは気を取り直して、美味しいお酒を味見する1日に。
久しぶりに訪れた魚崎郷、金木犀の香りのする秋の空の下、
3年ぶりの街をのんびり歩いて回りましょう。
(酒蔵のある界隈を巡るバスは一方通行で意外と利用しにくい)
本日は、私飲む人。家人、運転する人なので、禁酒。

  
    
  


まずは、震災時の写真を飾り、訪れる人にどれほどの被害があったか、
必ず説明してくれる、老舗菊正宗へ。
一見薄暗い展示スペースは、見易い小振りな雰囲気。
2階のお猪口、ぐい飲みコレクション、
空調の効いた部屋の奥が見応えのある展示内容。


    
    


試飲は満足、いかにも辛口、端麗なこの味わい。
やはり、菊正宗。老父にお土産のセットを購入。
ここでしか飲めないという、この季節ならではという、
そんなお酒を味見できるのが嬉しい。


    
  


さて、頃合いを見計らって食事の出来る場所へ移動。
リニューアルしたという櫻宴のある、櫻正宗へ。
個人的にはリニューアル前が好み。
予約無しでも時間が早かったのですんなりランチタイム。
ちょっと肌寒かったので、お酒のたっぷり入った小鍋を。
家人は魚の煮付けに大満足。


    
  


展示スペースよりも、喫茶、軽食、一杯飲み屋、本格的な料理とお酒を楽しむ、
そういう職のスペースに力を入れて展開している、ここ櫻宴。
震災前はどんな風だったのか・・・。
ここで楽しいのは、セットを背景に写真が撮れること。
お土産コーナーでプリントして貰って、経済的な価格。


    
  


こちらの蔵開きはもう少し先。本当はじっくり来たいけれど、
家人希望のイベントの予定があって、菊正宗の前を通り過ぎて、
一番会場の大きい白鶴酒造へ出向くことに。
道すがら、カワイイ黒猫を見かけた。
町並みは綺麗に整備されて観光に力を入れているが、
修理された民家や建て直されたマンションは震災後の姿。


  


さて、懐かしい白鶴酒造。以前の記事はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/neimu/20081004
http://d.hatena.ne.jp/neimu/20081005


再びざっくり記念館内部を見学、工場見学も再び、
そして蒸し上がった酒米や仕込み水を味見させて貰い、
普段口にすることの出来ない吟醸酒を賞味させて頂く。
チャリティー募金がてらの一杯も、極上の味。
テントのたこ焼きがおつまみでは申し訳ない。


ちなみにこの秋、私がお勧めするのは邪道かも知れないが、
カクテル風味のお手頃価格。白鶴 まるごと搾り にごりゆず酒。
本命のみぞれ酒は試飲が終わっていて残念。
こういう催しは1日目に来ないと・・・って、昨日は運動会。
あれ、娘のお土産に買おうと思っていた酒ゼリーもない。
呑み助は様々なお酒に未練を残しつつ、次の楽しみに。
免疫値を上げるため、イベントのお笑いを楽しんだ。


    
  


そして家人の希望で初めて訪れた浜福鶴で最後の休憩。
2階に上がって製造行程見学が出来る仕組み。
他の老舗に負けないように人気商品。大吟醸ソフトクリーム。
いやあ、美味? ちなみに運転手は舐めてはいけません。
こちらの酒ゼリーは娘に大好評。もっと買って帰るんだった。
試飲や試食が気軽に出来るので、一見さんにも敷居の低い、
気軽に立ち寄れる酒蔵だった。
やはり菊正宗や白鶴は、外見も気合いが入る作りだが、
こちらは女性客がわーわー言っても大丈夫な雰囲気。


    
  


美味しそうなお酒を飲んでも、食べることには目がない私たち。
実は歩きながら気になっていたポスター。
神戸の街は、美味しい企画を沢山立ち上げている。
甘党も辛党も絡め取ろうという作戦が一杯だ。


  


ちなみに私が今回購入したものは、面倒くさがりの自分にぴったりの、
これ一本でお手入れ簡単という代物。使い心地は抜群。
両製品使い比べてみる予定。
白鶴からは、その名も「鶴の玉手箱 大吟醸の潤いクリーム」
菊正宗からは、「酒滴女子アクアモイスチャージェル」
以前から使っていた日本盛
女心と秋の空。
かーちゃんはお肌の手入れにお酒の力を借りる所存。


ちなみに酒蔵巡りではこんな過去記事も。
http://d.hatena.ne.jp/neimu/20100501

日本酒の教科書

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蔵元を知って味わう日本酒事典

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