Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

エネルギー不足

何を専門とするのか、何を基本とするのか、何を得手と、何を。
幾つになっても興味関心の広がりばかり、高みを目指すことはない。
そんなことの繰り返しで、ただただ年月が過ぎていくよう。
結果は数値なのか、データの発表なのか。
結果はどのような形で見せればいいのか。
一回性のものを? 収束する某かの形にまとめて?
たった一回では何も結実しない、過程の連続の中にあって。


何をどうまとめるのか、ひっくり返ったおもちゃ箱のように、
バインダーの壊れたルーズリーフをぶちまけた気分。
気持ちだけどんどん落ち込む、疲れていく、
やりたことではなく、やらなければならないのが仕事、
頭ではわかっていてもやりたくないことが多い11月。
プロであるということ、責任があるということ、
これが全てのモチベーションになるかというと、残念ながら・・・。


この堂々巡りの苛立ちの中を体調不良とにらめっこしながら、
明後日の丸1日の出張を、半分徒労に、されど半分楽しみにしている。
仕事人間の自分と、仕事にうんざりしている自分を持て余す木曜日。
どうにもこうにも、安眠できない日が続く。
人とのやりとりの中で心がささくれ立つ日々が。


まだまだ勉強する必要があると、ひしひし感じる。
しかし、どのように枝葉を伸ばしていけばいいのか、
この年になっても迷いがある。
基礎という壁を何年塗り続けていても、固めきれないのは根性の無さ、
というよりは、家が建っていないのに外壁だけ創ろうとしている、
そんな、中身のない人間だからだろうと、今更ながら自分を卑下したくなる。


まあ、しかし、どこかに出て行かなければ、何かをしなければ、
狭い職場の中では落ち着かないというか、満足できないというか、
刺激を求める気持ちが、一人では何も出来ないという思いが、
自腹を切ってでも「勉強の場」、物珍しさからの「人の集まる場所」、
たまにはお仕着せでも仕方がないとないと思いつつも、
出張研修の場へと出向かせる。


腰の重い、体の重い人間だからこそ、軽々と動くことに憧れる。
フットワークがあることに、健康で歩いて行ける、走ることが出来る、
そういうありがたさが身に染みる年齢だからこそ、
時間を掛けて電車に揺られ、移動しながら自分を省みる。
心身共にエネルギーのない状態であるからこそ、
無理矢理自分の中に予定を組み込み、動かさなければ、
にっちもさっちもいかないじゃないかという焦りを禁じ得ない。
そんな、先週から今週に掛けて。
そんな木曜日。

パワーオブレスト 究極の休息術

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