Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

嵐電(京福電車)制覇

午前中は家事のルーティンワークを果たし、
娘のためのお参りも兼ね、家人と2人で京都を回った午後。
遅出であったが、とりあえず畑の冬野菜を家人宅に運び正月準備。
急いで阪急嵐山経由で嵐電京福電車)嵐山駅へ。
去年の今頃もこうして2人でそぞろ歩いたっけな。
家人は京都1日フリー切符。バスは乗れない。
私は愛用スルッと関西3日間フリーチケット。天下無敵。
湯豆腐の付いた嵯峨定食で、腹ごしらえ。



まずは、読み方がわからず恥ずかしかったが、車折神社へ。
「くるまざき」神社という駅。駅からすぐ鳥居となる。
路面電車ならではのロケーション。




近くの美大の学生さんはこの境内が通学経路。
入れ替わり立ち替わり人が通る。
知る人ぞ知る受験の神様、そして芸能人じゃなるものもあり、
大勢のタレントの名前が・・・。
NHKでお馴染みのたいそうのお兄さんや、歌のお姉さんの名も。



嵐電は京都唯一の路面電車、市民の足として親しまれている。
工夫を凝らした車内の飾り付け。これは偶然乗り合わせたクリスマス列車。
ご覧下さい。飾り付け、かわいいでしょう。いかにも手作り。
子どもたちの夢が溢れている。


      


そこから帷子辻で乗り換えて、目的地、嵐電の終点。
北野白梅町へ。
先ほどの車両とは異なり、今度は小豆色のレトロな車内。


  

夕闇迫りつつあるそこは、本日15万人の人出と言われた場所。
学問の神様で名高い北野天満宮、12月25日は終い天神の日。
ライトアップされた中に浮かび上がる来年の干支。
お参りし、娘のお守りを求め、おみくじを引き、2人とも大吉!
娘が健やかに育ちますように。
家族によいことがありますように。
皆様によいことがありますように。
お願いしたいことは山ほどある。


       


夕方とて縁日を楽しむ暇もなかったが、早く来れば人並みに押され、
もみくちゃになってしまう。蝋燭ではなく灯明に火を付けたのは初めてで、
芯がすぐに折れてしまうので、油に浸して灯すまでに結構コツが必要。
数年前娘と書き初めをした場所を眺めやりながら、灯火を眺める。


    


お神楽の正月準備の進む神社を後にし、
五平餅と鯛焼きで暖まり、軽く居酒屋で休憩、
帷子ノ辻で乗り換えて、四条大宮までとって返して、河原町へ。
本日午後で嵐電全線制覇。再び右と左に別れてさようなら。


      


生活拠点を仕事先に持つ私たち。
外出はしばしの逢瀬、家族の時間。
家人は家人で年の瀬を仕事納めまで。
私は私で、仕事納めまで。
それぞれの生活の中で、娘も頑張る、両親も頑張る。
今年もあと少し。

嵐電ぶらり各駅めぐり (らくたび文庫 No. 9)

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トンボブックス京都の電車

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