ハートのボタンアクセサリ―
長らく記事をアップしていませんが、親子の時間。
母と娘の時間。手芸タイム。
ボタン専門店で講習会に出てみました。
バレンタインにちなんで、ハートのアクセサリーを作る。
受講者4人の贅沢な時間。1時間半〜2時間で。
プロの作品と比べないでね。(笑)
見たこともない色んなボタンを見ていると
あれもこれも付けたくなってしまう、強欲な人間のなせる業(わざ)。
「袋詰めいっぱい感覚」の染みついた人間の浅ましさ。
それに比べて、娘の作品はボタン付け能力に比例?
と言っては何ですが、緑のハートが若々しい。
シンプルなのは、娘の作品。
ゴージャスというか、メタボなものは私の作品。(笑)
欲張りなのであれもこれも付けたくなってしまって。
余分なものを切り捨てられないまま生活いている、
自分のライフスタイルを象徴している作品。
部屋の中、頭の中、そのままが出てきてしまう。
どれを選べばいいのか、目移りしてしまいます。
さすがボタン屋さん。それも街中のボタン専門店。
娘がフェルトの上にボタンを置いて悩んでいる頃、
目の色を変えてボタンを縫い付けまくっている私。
こんな性格だからストレスを溜めやすいのかも知れませんね。
「今日はこれだけ」と割り切ったり、整理したり出来ず、
余分なことに手を出して収拾が付かなくなったりする、
裁縫・手芸の世界さえも自分の内面を垣間見る「コラージュ」。
それに比べて、食べるボタンチョコレート。
ヴァレンタインにちなんで、休憩のティータイムのチョコは、
至ってシンプルで、お洒落なデザイン。
本日はチョコまでボタン尽くし。
こちらの店内はレイアウトも品物も、
普段見ることの出来ないボタンアクセサリーで一杯。
「ナカノシマ大学」でお世話になったこの地域の探索、
音楽工房巡りの時にご縁が出来たボタン屋さん。
http://d.hatena.ne.jp/neimu/20110416 の記事以降、
音楽工房レポートも何日か綴った、去年の楽しい想い出が蘇る。
娘が母と一緒に外出してくれるのはいつまで?
でも、一緒に講座に参加したお向かいも、
かなりご年配の親子で来ておられました。
私たちもこんな風になれたら、と想像するかーちゃん。
ひたすらボタン付けと縁かがりに熱中する娘。
若さや美しさから年齢と共に遠ざかり、
かといって年齢相応に着飾ることも不得手なまま、
こんな自分をお手本にされたくないと、プロの世界を垣間見。
超高齢出産の母子の時間は、余りにも少ない。
見るもの聞くもの、自分の感性、共有する想い出、
伝えるべき手仕事の技術を持たず、
「ハウスキーピング」もままならない私は、
一体娘に何を伝え、残せるだろうかと日々思ってはいるものの、
現実は何も出来ず。
心肥大気味のハートアクセサリーだけ?
健康自慢も出来ないことを、強調しただけ?
ちょっと日を置いて改めて写真を見ると、
残したら勿体ない派で残さず食べきる私と、お腹いっぱいとやめる娘の
食生活への違いも浮き出るハートのボタンアクセサリー。
そんな時間となった次第。
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