Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

東三水街市場(新富市場)から空港へ

(写真は大きくなります)

このまま台湾での観光を終えてなるものかと奮闘?
31日の台湾旅行3日目の日記の続きです。
龍山寺の界隈に何か無いかとあてずっぽうに歩き回りながら、
胡椒餅を食べ、愛玉子を味見し、小さな寺院を見学し、
(全く地図を無視して歩き回っているところが何ですが)
人の行き来するところ、店あり、ですよ。


  

  

  


台北の台所、ディープでローカルな食の場、
東三水街市場(新富市場)は狭い路地なので見落としてしまいがち。
家人は路地が怖いから入るのをためらっていたが、
大阪の天六の商店街界隈のことを思うと大差ない。
道幅が狭いだけ・・・。というか、超リアル。
食材が昨日の淡水の蛙以上にふんだんに、
生きたまま、生で、鳥も魚も肉塊もどーんと並んでいる。


  

  

  


時間を掛けてウロウロしても、生ものをお土産に持って帰れない。
見て歩くだけで急いでホテルに荷物を取りに戻り、近所の地下街でランチ、
街中免税店から空港へと急ぐ。午後夕方便の受付は混みまくり。
税関を通り過ぎてから、免税店内にあった故宮博物院のお土産店を見つけて
埋め合わせに再度買い直し。得心行くまでには至らなかったけれど。


  

  

  

 
しかし、空港内で見つけたバーチャル3D故宮。ハイテクを駆使しして、
色んな角度からお宝を眺められ、プチ博物館見学気分。
マイクロスコープで覗くからくり象牙の球の内部、
アニメのように動き回る絵画の人物、遊び心満載の一角。
疲れてベンチと化した家人とは対照的に、
私と娘はチェックインまでの時間をこの展示を眺めて、
あとわずかで離れる台湾を名残り惜しんだ。


  

  

    

  


デジタル空間の遊び心に癒されて、買い物もマッサージも無縁の安上がりな旅行。
見て周り歩き回り、食べて回って、そして家族が一緒にいる。
それが、親子3人初海外旅行、台湾。僅か二泊三日の掛け足で台北
かーちゃんの仕事からの脱出、短期間高飛び。
憧れの故宮博物院、かつて老父が出張で出掛けた日からおよそ半世紀。
お土産で貰って忘れられない味、肉のでんぶは路地裏商店街、
東三水街市場(新富市場)で量り売りで買い求めた。


  

  

  


恩師と30年ぶりに過ごした一日、14年ぶりの海外旅行、
授かった娘とこうして海外旅行が出来るようになった感慨、
色んなものがあっという間に通り過ぎていく。
十分な下調べも出来ないまま、徹夜明けの頭でボーっと過ごした悔いは残るが、
きっとまた来よう、のんびり仕事を忘れて、もしくは一旦退避のために。
再見、台湾。


  

  

台北 國立故宮博物院を極める (とんぼの本)

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台北故宮博物院 (別冊太陽)

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