中学校の入学式
クラス発表にも手違い。教室での名表にも?
式次第にも? 転勤があれど、会議、打合せ、手順があろうに。
まともなのはブラバンの演奏の新入生入場と退場だけ?
少々当てが外れて? 訳のわからない政治団体、
府の教育・福祉政策を混乱させている大元からの祝電や、
失礼ながらこちらから電報を頂いても嬉しく何ともないという、
枯れ木も山の賑わい的な祝電コーナーには辟易とした。
ただ一つ、東北のある府県からの祝電には
あの大震災の余波で引っ越し転入学を余儀なくされた生徒が、
この中学にもいることを実感させてくれた。
地元の小学校の旧担任団氏名入りの祝電は、
それなりに嬉しく感じたが、もう遙か遙か昔のことのように思えた。
ああ、こんな風にして時間は飛び去っていくのだろうか。
家人は歩くのも辛そうで、徒歩圏内の中学校の往復に難儀している。
娘は親と写真を撮ろうともせず、友だちとウロウロ。
大抵の子は記念写真を撮るというのに、撮るのが普通だというのに、
君は親のカメラにも収まる気は無いのか?
小学校のように、想い出を収めることも出来なくなるだろう、
この時期に、親が来ない生徒に義理立てして、一枚も写真を撮らせない気か?
カルシウムが足りないのか、新年度が始まりさっきだった気分のかーちゃんは、
少しのことで切れそうになる自分に嫌気が差しながらも、
娘の一挙手一投足に苛々してしまう。
その言動に腹が立って仕方がない。
入学式だというのに、しっとりした気持ちになれないまま・・・。