Festina Lente2

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大山崎中国茶会20回目記念 その1

(写真は全て大きくなります)
去年の秋に中国茶会に参加、すっかりその魅力の虜(とりこ)に。
そのときの記事はこちら→http://d.hatena.ne.jp/neimu/20111008
            http://d.hatena.ne.jp/neimu/20111009
大山崎山荘に訪れるのは3度目、以前は夏に家人と、そして秋、
家族3人で訪れるのは初めての、大山崎山荘。
娘は和風のものに関心を示すし、お茶やお香なども嫌いではない。
この手の催しなら、(映画以外でも)親と同行してくれるはず。


  

  

    

今回は20回目の記念企画とあって、20種類ものお茶を飲めるらしい。
だから残念ながら半分は昨日のみ供された種類らしいので、
本日は味わえないのが心残り。2日間通い詰めて全部クリアをした人は、
参加券がスタンプラリーになっており、20個のはんこが輝く中国の地図に。
パンダの楽隊は本日も演奏。かわいいパンダ型お菓子を配っていた。


  

  

  


大山崎山荘は普段非公開の茶室もある。今回からは整理券制度になって、
午後からしか入れないことがわかった。仕方ないので、それ以外の屋外を回る。
それでも結構な数のお茶を飲むことが出来るので、時間的には十分だった。
昨日から回っている人は、午前中に全席制覇している人も。凄い。
昨年初めてこちらにやって来た新参者の私たちとは違い、
毎年通い詰めているファンも多いのだろう。


  

  

  

  

    


1ヵ月半ほど前、恩師推薦のお店で本場台湾でお茶を飲む機会があったものの、
2泊3日の駆け足旅行、疲れ切っていて十分に味わうことも出来なかった、
申し訳なさ辛さが蘇った。しかし、それを補って余りある新緑の元での茶会。
無論この季節は入荷したての新茶も味わえる。
秋とは異なる茶の魅力存分に、柔らかい日差しの下、寛ぐひと時。
ヘリコプターのような羽を持つ、椛(もみじ)の種のほの赤さがかわいい。


  

   
  


様々な種類のお茶、様々な茶器。緑茶、棗茶、花茶
よく観ると、昨秋の茶会で見たことのあるものも。
日本のお茶会では滅多に同じ茶器に出合うことはないのだが、
今回は見覚えのある茶器に出会うと緊張がほぐれて嬉しい気持ちも。
それにしてもガラスの器の中で広がる茶葉、花の色も鮮やかなお茶、
自然の果物の茶菓子、それぞれ趣向を凝らして味わえる楽しさ。
この場に親子3人で集える幸せ。

  

  

  


香りを楽しむ中国茶の事典

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和の中の中国茶―穏やかな共生の世界

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