中近用眼鏡

この所無駄な出費だなあと思いつつも、必要な出費。
老眼鏡を無くしたと思って作った二つ目の老眼鏡。
その出番は殆ど家でノートパソコンを打つ時、
つまりこの日記を書いている時に活躍する読書用眼鏡。
しかし、これは掛けたままウロウロ歩くということが出来ない。

現在普通に使っている眼鏡は運転用というか、今まで使ってきた近視用。
老眼が進んだせいか、年々遠くが見えるようになって、
作った時は1.0そこそこぐらいだったはずが、もっと見えている感じ。
それはそれで嬉しいけれど、手元不如意って奴です。
小さい字が見えない。
それこそドラマや小説の中のばーさんじーさん宜しく、
眼鏡をずらしてその辺の文字を拾っている始末。
年相応のスタイルといえば、それまでですが。

しかし、仕事時。小さい字も読まねばならぬ、
書類から目を上げて、遠くを見て話をせねばならぬ。
そんな時、いちいち眼鏡を掛け替えたりずらしたり、
何とも煩雑でしょ。心許ないでしょ。
というわけで、思い切って遠近両用コンタクトとか、
遠近両用眼鏡とかにしよう･･･と思うようになってかなり経つ。

私に「僕もうずっと遠近両用眼鏡やで」と、白髪染めも
眼鏡も先輩だった同い年の同僚が転勤して2ヶ月足らず。
ああ、私も遠近両用にしようかなあ、この職場でくすぶって、
日記書く気力も仕事する気力も失くし、
（指の不調だけが日記の3ヶ月遅れアップを更新させているわけではない）
大好きな読書が娘の漫画の斜め読みに終始しているようではと、
一念発起して眼鏡やへ。

しかし何故か、仕事柄なのか、眼鏡屋店長の職場と、
もうすぐ父親になる心理的な不安等々の話を聞いて、
眼鏡購入よりも閉店後に及ぶまで話を聞くという･･･。
カウンセリング代込みで眼鏡まからんかって･･･。
それは冗談としても、手元も少し遠くも見えるように、
そういう微妙な調節をして貰って、またまた大枚はたいて、
新しい眼鏡を買うことに･･･。

何だかんだ言って、人の話を聞きながら、
眼鏡も買わされちゃってさ。沢山試着したあげく、
スマートなおばさん風のお洒落っぽい遠近両用、
うーん、中近両用眼鏡かな。
確かに運転にはちょっと、だけれど生活しやすくなった。

本から顔を上げても景色がきちんと見えるって、新鮮。
こんなことで感動できるんだなあ・・・。
これが、今年皐月の私の眼鏡新調の話だったのだが、
まさか予想外の眼鏡新調話、続く。

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眼鏡スタイルMagazine vol.1 デキる男の仕事眼鏡ON眼鏡/手抜き無用の休日眼鏡OFF眼鏡 (M.B.MOOK 93)