Festina Lente2

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相容れない1日

仕事を一日休んで引っ越しに専念してみたら、文月も半ばに突入。
何だか世界があっという間に一変してしまったというのに、
戻ってくると相変わらずの日常が続いている。
強い頭痛。不眠。疲れているのに眠れない。
そんな中で普通に動いていく時間。
戻れる場所があるって大事なことだ、そんなありきたりなことが、
有り難いと同時に忌々しいような、切ない鎖。
日常を繋ぎ止める、良識・常識・責任、その他諸々。


気持ちの上で心配しても、考えても、どうにもならないので、
目の前の仕事を片付けようとするのだけれど、
心ここにあらず。
何事も平然とこなすような、当たり前に処理するような、
やれば出来るような、そんなことさえ出来ないと馬鹿にされるような、
些事とも取れるプライベートは、私の心を土台からきしませる。


全く相容れないものを、清濁併せのむように、
でも、キャパシティが小さい肝っ玉の小さい、
要領と思い切りの悪い人間がやらかす後悔の上の綱渡り。
誰もが感じているけれど、決してそれ以上はいじくらないことに、
拘泥する自分が愚かしい。


考えても詮無いこと。悩んでもどうにもならないこと。
今まであったものが全て消え失せて、また一からの構築。
それ以前に、経済的なことや細々としたことで、
裏切られた感が強く、その思いが積み重なって行く。
プライベートや仕事ストレスで、人間関係は一大事だけれど、
引っ越しは双方に負担を掛ける超一大事だと改めて認識。


世界中が水と油のよう。混じり合わない。
美味しいドレッシングにもならない。
相容れないものがどんよりと、取り巻いている。
そんな感じで過ごす1日。
心ここにあらず。

夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか (新潮文庫)

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お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」

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