小学校時代の服も

さあ、かーちゃんのトランクの準備とともに、
娘の衣装ケースの中身も軽くせねば。
思い出は大切だけれど、お洋服ばかりを取っておけぬ。
そう思ってどれだけのお洋服を処分してきたことか。
抱っこできる頃の思い出は尽きないけれど。

　　　　

お古を嫌がらず来てくれた。みんなから沢山もらった。
だから今度はきょうだいがいなくても、小さい子にあげようね。
取っておいても二度と着ることはできない。
これは結構最近、小学校中学年高学年の服だね。
でも、もう着られない。あの頃の思い出は尽きないけれど。

　　

あんまりキャラクター物は好きではなかったけれど、
着せるとそれなりにかわいい。
自分が着られない恥ずかしい分、娘には着せてみたくなる。
そんなかわいいキャラクターとのお別れの時期が来た。
大人になっても身に着けている人は大勢いるけれど。

　　

ばーちゃんが縫ってくれた浴衣や編んでくれたセーター。
それは譲れないし捨てられない。
けれどもそれ以外は、こうやって写真に収めて思い出の中。
模様、柄物、デザイン、フリル、レース、ニット、
かーちゃんの子どもの頃、スパッツなんてものはなかったなあ。

　　

君はいい子であんまり自己主張もせず、どんなお洋服でも着こなした。
小学校時代制服が無いという経験。
かーちゃんは大学に行くまで幼稚園以来、制服しか来たことがなかったけれど。
君は本当に色んな服を着られてよかったね。
みんな思い出を作ってくれてありがとう。