逢っては別れて
昨日のすれ違いを引きずったまま、喧嘩別れの帰阪。
その足で前の職場の同窓会で懐かしい顔ぶれにエネルギーを貰う。
あれから10年近く、随分みんな変わった?
こっちは年を取っていくばかり。
でも今日より若い明日はない。
ひとたび逢えば当時の思い出、心の若さが蘇るような気がする。
でも、誰が誰だか分からない。人の名前が出てこない。
こういう時、どっと年齢を感じる。
賑やかな喧噪の中、ふと今日離ればなれ生活に再び突入、
家人の侘びしさを思う。
逢っては別れて、この繰り返しに慣れているようで、
やっぱり慣れない、この寂しさ。
わかっている。行ったり来たりが簡単にできていた
娘の小学校時代の週末同居生活と、これからの
ひと月に一度、家族が揃うか揃わないの瀬戸際。
お互い寂しい、味気ない、不安。分かっていているからこそ、
別れの時が近付くとつまらないことで苛立つ。
お互いにナーバスになっているからこそだが。
秋風の吹く頃に私は関東に来られるだろうか。
これからの仕事を思うと頭が痛い。
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