踊る大捜査線ファイナル

3日間娘をどこにも連れて行かないというのも何なので、
『踊る大捜査線ファイナル』に連れて行く。カタログを買って、
初めてこのシリーズが「OD」と省略して記されているのを知った。

本当に日本の警察がこんな状態だったら困るけれど、
概ね「事実は小説よりも奇なり」だから、
当たらずとも遠からずかも知れない。
世の中そんなもんだと思っている自分自身も怖いが、
そう思える毎日が哀しい。

結果としては、面白かったけれど何となく後味が良くない。
何処でどう報われていくのか分からないけれど、
警察官が警察官として「壊れていく」きっかけを作っているのは、
警察官に他ならない。

組織が崩壊している理由をもっとも作り出しているのは、組織そのもの。
個人じゃない、組織のありよう、マニュアル、ルール、決まり、命令系統、
慣例、前例、惰性、上下関係、ああ、自分の周りと変わらない。
そんなふうに映画を見てしまうと、娘のようには楽しめないなあ。

そして最初の頃に比べてみんな年を取った。
出演していた人も亡くなったり･･･。
映画の中で役職が変わったり･･･。
こういうことが胸ずしっとこたえる私って、私って。
あーあ。こんなことで動揺していちゃ駄目なのに。

娘はこのところ、この踊る大捜査線シリーズにはまっていて、
当初のテレビドラマを見たい見たいといっている。
おそらくビデオ屋に行けば見つかるのかも知れないが、
そうなるとますます勉強しないだろうなあ。

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 オリジナル・サウンドトラック

映画パンフレット　劇場版　踊る大捜査線　ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ新たなる希望 監督　本広克行　出演織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、柳葉敏郎ほか

帰宅してこの所持ち帰り仕事もで金なー、パソコンどころじゃないな
（この記事を読んでいる人は、２ヶ月遅れのアップを読んでいることになります）
血圧が高くてしんどくてぼーっとしながら、
ほとんど横になっているか、
椅子にもたれてじっとしている生活。

夜は映画『アベンジャーズ』関連の『アイアンマン２』をテレビで見る。
お馬鹿な感じの映画だけれど、あれ、何処で見たんだっけ？
あ、飛行機の中だったかな。
頭を休めるのに、字を読むのが辛いと、ＴＶ付けっぱなしは楽でいいなあ。
ああ、堕落した生活。
肩凝りも頭痛も忘れてしまいたい、異世界、異次元、ファンタジー、
アドベンチャー、お気楽娯楽映画。

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