袱紗は何処
そういえば、朝から出かけず家でゆっくりというか、
あれこれ片付け物をしていたのだったが、
よくよく考えてみれば、先週の日曜は午後から出かけて、
久しぶりにお茶のお稽古に行ったのだった。
なのに、袱紗が見当たらず、
久しぶりのお稽古なのに、(久しぶりすぎる)
どうしようどうしようと結局先輩にお借りした。
お稽古をしていた頃は、毎年も懐紙も新しい柄、
干支にちなんだものを信念から身に付けて、
毎週毎週お稽古していたものだったのに、
駄目だこりゃ。
慌ただしい日々。
戦国の武将のように、茶室に入る時だけは、
静寂に浸る、その世界に没頭するような、
そんな構えで生きることが出来ない凡人の私。
今週には分かるはずの転勤の内内示を前に、
神経は尖っていくばかり。
されど、本日は1日書類仕事。
ああでもない、こうでもないの1日。
お茶室にはほど遠い、1日。
わびさびは、いずこへ。
庭の水仙もだいぶ元気が無くなってきた。
梅も切り戻しがまずかったのか、花が少なく、
今年は実梅の収穫も望めそうにない。
せめて、仕事だけでも明るい展望が欲しいものだ。
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