Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

池上本門寺界隈

(写真は全て大きくなります)

梅ちゃん先生』が一世を風靡した、2012年度の朝ドラ。
その蒲田に近い大田区池上梅園にと家人が誘う。
何故有名所の庭園ではなく、ローカルな梅見をと思ったが、
日蓮上人のゆかりの池上本門寺に詣でた後、出向くことに。


    

    

    


のほほんと木造駅舎を写真に収め、にわかてっちゃん、いや、
鉄子の風情で佇めば、何やら不思議な気分。
寺までの道筋、門前町とて小さな寺があちらこちら。
その庭先の梅を愛でながら、石段を上るとはや寒桜、そして猫。
加藤清正が寄進したとか、曰く付き96段の石段を登り切って、
広い境内を見渡し、しばしお参り参詣タイム。


    

    

    

  


梅園が人気なのか、参拝客は余りいないが、鄙びた手焼き煎餅の屋台、
甘味処、ちょっとした土産物屋が続く。
大きな寺が控えている割りには、商店街は閑静。
特別の行事でもなければ、賑わうような所ではないのかも知れない。
何だか上人の気性の激しさを体現しているような、いかつい像まで立っているし。


    

    

    

  


御神籤も引いた。お正月の大吉連続ではなかったが、まあ良し。
転勤先は気になるが、ここで気に病んでも仕方がない。
甘茶を買い、せっかくだから御守りを求め、スタンプ帖も。
朱印帖ではなく、自分で手軽に押せるスタンプ帖があるのは嬉しい。


    

    

    

  


家人は昨年秋に1度参詣している。
「お会式」と呼ばれるお祭りは大変な人出だったとのこと。
空襲で消失したこと。小堀遠州作庭の庭、じっくり見ず。
勝海舟西郷隆盛歴史の場だったらしいが、残念。
さて、お目当ての梅園は何処? 
街工場が多いこの辺り、やはり空襲で焼けたのだろうが・・・。


    

    

    

  


ごちゃごちゃした道を歩いて、ん? ここが池上梅園?
ほんの少し曇り空、時折ぱらぱら雨が降ってくる。
何でもここは、日本画家、伊藤深水の自宅兼アトリエだったとのこと。
えええええ? びっくり。


    

    

  


日蓮

日蓮

日蓮「立正安国論」全訳注  (講談社学術文庫 1880)

日蓮「立正安国論」全訳注 (講談社学術文庫 1880)