神戸布引ハーブ園へ

(写真は全て大きくなります）
地震の影響がそれほど大きくなく、土曜は家で過ごした。
何だか休日に家にいるのが気詰まりだ。来週は特に用事も多い。
来週の予定のつまり具合を鑑み、思い立って日曜の今日出かけることに。
かねてから１度見せたいと思っていた神戸布引きハーブ園。　
久しぶりに娘と神戸方面に出向く。
地下鉄で梅田に出ずに、難波から近鉄阪神相互乗り入れを利用して三宮へ。
神戸市営地下鉄で一駅、新神戸。そこから山上に。

　　　　

　　　　

　　　　

　　

もう四半世紀近く前、神戸夢風船と称されたゴンドラ、
ロープウェィに乗って、100万ドルの夜景を見下ろせる山麓、
布引の滝を抱く山頂に開かれたハーブ園は、
バブルの賜物、人気の的だった。あれから何年経ったことか。

　　　　

　　　　

　　　　

　　

リニューアルされたゴンドラはふんわりした柔らかい形ではなく、
赤と黒のシャープでモダンなデザインになり、
昔の記憶とは異なる景色もあれど、
山の空気と咲き残る桜、可愛いハーブに娘はご機嫌。
何しろ見所が一杯。手に取り、香りを嗅ぎ、効能を読み、
景色を眺め、あれこれ楽しいことこの上ない。

　　　　

　　　　

　　　　

　　

11時からのガイドツアーに間に合いたかったのだけれど、
お寝坊の娘を引っ張り出して連れて歩くのは至難の業。
次のガイドツアーまで、あちこち自分たちで散策。
春のハーブ園をそぞろ歩く。

　　　　

　　　　

　　　　

　　　　

　　

昨日今日喧嘩したふくれっ面はどこへやら、自然の中でカメラマンに変身した娘。
緑爽やかな楓の小さな赤い花、種が出来る前の木々の様子に見とれる。
山の空気は人の心を和やかにしてくれる。
もちろん美しい草花、柔らかな香りも。
目に優しい新緑の木々も。

　　　　

　　　　

　　　　

　　　　

阪神淡路大震災の時に皇后美智子様が手向けられた水仙の花束が、
永久保存の形で展示されていた。
奇しくも大震災を思い出させる昨日の地震、
淡路にはたいそうな影響が出た日の翌日、
この地でその花束に出会うとは思いも寄らなかった。

　　

　　

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はじめてのハーブ 手入れと育て方 (ナツメ社のGarden Books)