Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

大山崎春の茶会 竹筏席・百花席

中国茶というものを本格的に味わったのは、家人の勤め先の近所、
大阪は北浜の中国茶茶店にて。そして、この大山崎
昨年の正月、神戸の中華街。そして恩師を訪ねた台湾にて。
中国茶の様々な楽しみを知り、そんな親の影響のもと、
お茶が好きな娘と共に訪れた、1年ぶりの大山崎中国茶会。
昨日の記事の続きは、目にも鮮やかで涼しげな青竹の筏。
まるで水辺でお茶を頂いているよう。


  

  

  



五月晴れというか、晴れ過ぎというか、暑いくらいの昨日の日差し。
南国にて一服を楽しむ、そんな風情、演出を心行くまで楽しむ。
あらまあ、素敵な着物姿のご婦人。絵になるなあ。
さて、お茶請けの実は茶器と比べても結構大きい。
水出しの莉花珍珠螺(まりはなちんじゅら)、新茶を味わうひと時。


  

  


さて、芝生の向こう側には東屋があり、ここで楽しむのは百花茶
つまり花のお茶。中国には工芸茶が沢山あるので、色も形も、
お湯の中で夢のように開くさまも、様々な形で楽しめる。
今日はまるで金魚が泳いでいるかのような、色鮮やかな花が浮かんでいた。


  

  

  


普段味わうことも目にすることもない工芸茶を贅沢に楽しむ。
先ずは目から、そしてその優雅なお手前、お茶を入れる様子を眺め、
持参の茶器に注がれるのを待つひと時を楽しみ、
ほのかな香りと味をゆっくり確かめる。


  

  

  


お茶請けも毎年異なる。お茶に合わせて用意された品々。
駄菓子であったり干菓子であったり、日本でも味わうことのあるものもあれば、
輸入されたお菓子であったり、様々。
取り揃えられた甘みを、風に吹かれながら楽しむ。
贅沢なおやつ、お茶、ティータイム。


  

  


如夢 夢の如く  如幻 幻の如く  如泡 泡の如く
如影 影の如く  如露 露の如く  如蕾 蕾の如く


  


昨日の内に味わっていて良かったと思う。
今日、日曜日は少々天気が悪い。
暑くても頑張って土曜日の内に訪れておいて良かった。

魅力発見 中国茶

魅力発見 中国茶